キケ・リベス 国王杯サラマンカ戦でトップチーム初出場が有力視されるBチームDF

セルタ・デ・ヴィーゴに所属するセカンドチームのセンターバック、キケ・リベスが、水曜日にサラマンカで行われるコパ・デル・レイ1回戦でトップチーム初出場を果たす可能性が高まっている。下部組織の育成を重視するクラウディオ・ヒラルデス監督のもと、伝統的にカップ戦初戦を若手のデビューの場としてきたクラブの傾向からも、新たなカンテラーノの台頭に期待が膨らんでいる。

セルタが2012年に1部リーグへ復帰して以降、コパ・デル・レイの開幕戦でトップチームデビューを果たした下部組織出身者はこれまで累計7名に上る。特に一発勝負のトーナメント方式が導入された2019年以降や、交代枠が5人に拡大されたルール変更、そしてヒラルデス監督の就任が重なり、直近の3シーズンだけで5名もの若手がコパ初戦でトップデビューを飾ってきた。

昨シーズンの開幕戦では、プエルト・デ・ベガ戦で後半45分間プレーしたオスカル・マルコスが初ゴールを決め、同時にパブロ・メイフスもデビューを果たした。さらに一昨シーズンの同大会ではミゲル・ロマンとフェル・ロペスが出場しており、後者は後にウルヴァーハンプトンへ2300万ユーロの移籍金をもたらすまでに飛躍。一方で、かつてラファ・ベニテス体制のトゥレガノ戦で10分間プレーしデビューしたハビ・ロドリゲスも、現在はヒラルデス監督のもとで主力を張るまでに成長している。

今回のサラマンカ遠征には、セカンドチームであるセルタ・フォルトゥナのライセンスを持つ選手が8名同行している。すでにトップチームで定着しつつあるアンドレス・アンタニョンやウーゴ・ブルシオに加え、初出場を狙うキケ・リベス、ジェルマン・ミジャ、ウーゴ・クエンカ、ブラッド・シルバの4名が大きなチャンスを目の前にしている。守備陣のバックアップとして期待されるキケ・リベスにとって、この一戦はトップチームでの立ち位置を確立するための貴重な機会となる。

かつて2013年にサン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦でハビ・レイがデビューして以来、セルタのコパ・デル・レイは常に育成組織の若い芽を育む場であり続けてきた。つまり、サラマンカ戦でのキケ・リベスの抜擢は単なる過密日程対策ではなく、クラブが長年培ってきた育成循環システムの一環であると言える。激しいポジション争いが続くトップチームにおいて、堅実な守備とビルドアップ能力を持つキケ・リベスがアピールに成功すれば、今後のシーズン終盤に向けた守備陣の選択肢として定着する可能性は十分に存在する。(via SPORT)