指揮官プラサの絶対的信頼

代表中断期間(パロン)を勝ち点13の5位という絶好の位置で迎えたセビージャですが、この好調を陰で支えているのがガルシア・プラサ監督から絶対的な信頼を寄せられている「4人のインタッチブル」の存在です。

開幕から7試合・計630分間にわたり、一度もベンチに下がることなくピッチに立ち続けているのは、GKオディッセアス・ブラホディモス、左サイドバックのガブリエル・スアソ、右サイドバックのフアン・イグレシアス、そして中盤の要リュシアン・アグメの4名です。

今夏ニューカッスルから再び期限付き移籍で加わった守護神オディッセアスは、危機一髪の場面でビッグセーブを連発し、バレンシア戦とデポルティボ戦の2試合でクリーンシートを達成。7試合でわずか9失点に抑え込む抜群の安定感を見せています。

主将に就任したソアソと新加入のフアン・イグレシアスは両サイドで盤石の守備と推進力を提供しており、アグメも新戦力フォファナの加入によって守備の負担が軽減されたことで、中盤でのボール奪取と展開力が劇的に向上しています。

この4人の鉄人に次いでプレー時間が長いのが、下部組織出身のミゲル・シエラ、アンドレス・カストリン、キケ・サラスら期待の若手たちであり、ベテランと若手が最高の形で噛み合っています。

ガルシア・プラサ監督はロッカールームで「結束」と「家族」という言葉を徹底して唱えており、出番の少ない選手たちに対してもベテラン陣が常に声をかけてモチベーションを高く維持させています。10月2日に行われるアストン・ヴィラとの「アントニオ・プエルタ杯」に向け、指揮官は『これまで出場機会が恵まれなかった選手たちに実戦のプレータイムを与え、チーム全体の底上げを図る絶好の機会になる』と意気込んでいます。

中断期間明けにはレバンテ、レアル・マドリードとのアウェイ2連戦という厳しい戦いが待っており、代表に召集された6選手が無事に「ウイルスFIFA」を乗り切って戻ってくることが待望されています。(via MARCA)