攻撃陣の脅威的な多様性
今季のセビージャの攻撃陣は、特定のストライカーだけに頼らない圧巻の「得点分散」を見せています。
前節のFCバルセロナ戦にて、ウイングバックのユースフ・フォファナが試合序盤に圧巻のヘディングシュートをゴール隅に叩き込んだことで、今季リーグ戦7試合でチームのゴールを記録した選手は早くも「9人」に達しました。
チームの総得点は「10ゴール」であり、複数得点を挙げているのは彗星のごとく現れた新星ミゲル・シエラ(2ゴール)のみ。残る8ゴールはすべて異なる選手によって生み出されており、登録メンバーの3分の1以上が得点という結果でチームに貢献している計算になります。
これは絶対的なエース不在という見方ができる一方で、ピッチ上のどこからでも相手ゴールを脅かすことができる多彩な攻撃力と手数を証明しています。
クラブの長い歴史を紐解いても、開幕7試合でこれほど多くの選手が得点に関与したのは、1955/56シーズン以来の快挙となります。当時は7試合で18ゴールを記録し、ロレン・ペレス、フアン・アルサ、ビセンテ・ドメネク、マヌエル・リス、ペピージョ・ガルシアら10選手が得点者に名を連ねていました。
チームの中心であるガブリエル・スアソ、ギオルギ・コチョラシュヴィリ、フォファナの3選手は、首位バルセロナ相手に見せた激しいハイプレスとチーム全体の奮闘について『世界最強クラスの相手に対しても自分たちの戦い方が通用することを示せた。チーム全体の努力と一丸となった姿勢を誇りに思っている』と声を揃えており、個の才能と集団としての組織力が高い次元で融合しつつあります。(via Estadio Deportivo)