マーク・ベルナル 大怪我から復活し27試合5ゴールで存在感を証明

FCバルセロナの下部組織で育ったミッドフィルダー、マーク・ベルナルが、膝の重傷による約1年間の長期離脱から見事に復活を遂げ、復帰後に公式戦27試合出場5ゴールという目覚ましい成績を残した。2024年8月17日のバレンシア戦で1部デビューを飾った大器が、フレンキー・デ・ヨングの不在時にチームの中盤を支える絶対的な軸へと成長を遂げている。

ベルナルのトップチームでの歩みは、大きな期待とともに始まりながらも厳しい試練との戦いでもあった。2024-2025シーズンの開幕戦でフリック監督によって1部デビューの機会を与えられたものの、直後に膝を痛めて1年間の離脱を余儀なくされた。復帰に向けては焦ることなく、段階を踏んだ慎重な調整が続けられた。

ピッチに戻った彼は、試合を重ねるごとに本来の展開力と鋭い戦術眼を取り戻していった。特に中盤の要であるデ・ヨングが離脱していた期間には先発の座を確実に掴み取り、中盤からの果敢な飛び出しで5ゴールを挙げるなど、攻撃面でも大きな存在感を放った。27試合に出場して残した数字は、彼が単なる守備的MFにとどまらない多才な能力を備えていることを物語っている。

その目覚ましい活躍は年代別代表のスタッフにも高く評価され、U-21スペイン代表への招集を勝ち取るまでに至った。順風満帆に見えた復帰ストーリーであったが、今度は足首の負傷に見舞われ、一時的なブレーキを余儀なくされた。しかし、彼がピッチ上で示してきた戦術眼と勝負強さは、監督やスタッフから揺るぎない信頼を得ている。

この動きが示すのは、ベルナルが単なる期待の若手という枠を超え、チームの戦術的中心として不可欠な存在になりつつあるということだ。足首の負傷からの完全回復とともに、再びバルセロナの中盤で主導権を握ることが期待されている。(via Mundo Deportivo)