バレンシアCF

ハビエル・アギーレ監督が就任してから1ヶ月が経過したバレンシアCFでは、チームの再構築が進められています。直近のアスレティック・ビルバオ戦(0-0)では今季初のクリーンシート(無失点)を達成するなど守備の組織化に成果が見られる一方、開幕9試合でわずか6得点という深刻な得点力不足に直面しており、未だ勝利を挙げられていません(2引き分け)。

アギーレ監督はアイマール・ブラスケスやアーロン・マヨールといった若手カンテラーノの起用を控え、経験豊富なベテラン選手を優先的に起用する方針をとっています。指揮官は『チームが苦しい状況にある時に、若い選手をライオンの群れの中に投げ込むような真似はできない』と語り、過酷な順位争いから若手を保護する意図を説明しました。ただし、17歳の新星ダビド・オトルビについては攻撃を活性化させる切り札として高く評価し、連続で途中起用しています。

練習場パテルナでは、日本人の若手MF佐藤龍之介(佐藤龍之介)に対して、アギーレ監督および副務のトニ・アモール氏が個別で声をかける姿が見られました。佐藤龍之介はCorberan前監督時代の9月11日セビージャ戦を最後に公式戦から遠ざかっていますが、代表招集から早期復帰してチームに尽力する真摯な姿勢をアギーレ監督も高く買っています。指導陣は『焦らず、忍耐強く練習を重ねてアピールを続けるように』と温かく助言を行いました。

朗報として、負傷離脱していたFWウマル・サディクが全体練習に合流し、復帰へ向けて調整を加速させています。週末に控えるビジャレアルとのダービー戦に向け、前線の貴重な得点源として期待が集まっています。さらにフロント面では、ブラウリオ・バスケスSDがスカウティング体制の強化に向けてパチュ・マルティネスを獲得しました。(via Superdeporte)