カステリョン & エイバル
勝ち点69で6位のカステリョンは、勝ち点67で8位のエイバルと、昇格プレーオフ進出を懸けた直接対決に挑む。カステリョンは勝利すれば文句なしでプレーオフ進出が決定する。
カステリョンを率いるパブロ・エルナンデス監督の手腕は驚異的である。開幕5試合で勝ち点2しか奪えず、20位で降格圏に沈んでいた状況でヨハン・プラット前監督が解任され、Bチームから急遽昇格した。就任当初、彼は『選手たちが優れていること、非常に優れていることを理解させることに集中した』と振り返っている。それから36節を経て、チームはプレーオフ圏内に浮上する奇跡のV字回復を遂げた。監督は『結果以上に、このアイデアとモデルを信じてくれた選手一人ひとりの仕事ぶりに満足している』と語り、エイバル戦に向けて『彼らには勝利しか意味がなく、我々も勝つことしか考えていない。これは決勝戦だ』と闘志を燃やしている。
また、この躍進の影には、アスレティック・ビルバオからレンタル移籍中のベニャト・ゲレナバレナ(通称ゲレ)の存在がある。今季2部で36試合(先発28試合)に出場し、本来の中盤だけでなく右サイドバックとしても起用されるなど、チームの重要な歯車として貢献している (via SPORT)(via Mundo Deportivo)。
レアル・サラゴサ
名門レアル・サラゴサは、Primera RFEF(3部相当)への降格という悲劇的な結末を迎えた。この状況を受け、テネリフェのスポーツディレクターであるマヌ・ギルは『降格をクラブ健全化と強力な組織作りの機会と捉えるべきだ。Primera RFEFの環境(劣悪なピッチやインフラの差など)への適応が鍵になる』と助言を送っている。
来季の再建に向けて、わずか36歳のイバイ・ゴメスが新監督に就任した。彼はアスレティック・ビルバオなどで活躍した元選手であり、アンドラやドミニカ共和国五輪代表などの指導歴を持つ。TAFAD(身体活動・スポーツアニメーション技術者)の資格を持ち、健康的なライフスタイルや飲食事業も展開する異色の経歴の持ち主である。
一方、ピッチ外では給与を巡るトラブルが発生している。ポーランドのグールニク・ザブジェにレンタル移籍していたFWシナン・バキシュが、レンタル先で25試合以上出場しなければサラゴサでの3年目の給与が約70万ユーロから約35万ユーロへ半減するという条項を「不当」としてクラブを提訴した。彼はポーランドでほとんど出場機会を得られず、市場価値も低下している。
また、選手の入れ替わりも激しくなっている。KSクラコヴィアへのレンタルから復帰するポウ・サンスは来季の構想に含まれているが、同じく復帰するセルビア人のバズダルは給与が高いため売却が濃厚である。ウインガーのリソについては、ヘタフェと買取オプション(300万ユーロ、または50%での交渉)の協議中で、合意に至らなければジェノアやオリンピアコスへの売却が検討されている。
暗いニュースが多い中、予期せぬ収入も舞い込んでいる。4シーズン前にラージョ・バジェカーノへ売却したペップ・チャバリアが、移籍時の一定試合数出場の条件をクリアしたため、サラゴサに25万ユーロが支払われることになった。チャバリアは今季ラージョで44試合(3,500分以上)に出場し、1ゴール3アシストを記録している。この追加収入はPrimera RFEFでの補強資金として活用される見込みである (via SPORT)(via Estadio Deportivo)。