ナバロSDの手腕と底上げ

今季のセビージャFCが開幕7試合で5位と好スタートを切っている大きな要因として、ホセ・イグナシオ・ナバロSD(スポーツディレクター)が手掛けた補強と「ユニットB(控え組)」の劇的な層の厚さが挙げられます。

ガルシア・プラサ監督のもと、今季ここまでの7試合で全試合フル出場(全分出場)を果たしているのはGKオディッセアス・ヴラホディモス、右SBフアン・イグレシアス、左SBガブリエル・スアソ、MFルシアン・アグメの4名。さらに、ミゲル・シエラ、ジョン・グリディ、ロビー・ウーレの3名も全7試合に出場しており、すでに14名もの選手が出場時間200分のラインを超えています。

この層の厚さは攻撃陣の数字にも如実に表れており、今季チームが挙げた10ゴールは実に9人の異なる選手によって記録されています。複数得点を挙げているのは若手のミゲル・シエラのみという分散型の破壊力を誇ります。

何よりも特筆すべきはベンチスタートの途中交代組(ジョーカー陣)の活躍です。ここまで途中出場した選手たちが挙げた成績は4ゴール(ペケ、アイサック、チデラ・エジュケ、スタシン)と3アシスト(アイサック、ウーレ、ギオルギ・コチョラシュヴィリ)。これらの交代枠による直接的な関与によって、チームは実質「勝ち点9」を上乗せすることに成功しました。

豊富なバックアップ陣と高い内部競争により、ガルシア・プラサ監督は相手や状況に応じた柔軟な戦術変更が可能となり、90分間を通して高いインテンシティを維持できるようになっています。(via MARCA)