アラベス戦の敗北とセグンダ降格の確定・順位状況

🔵レアル・オビエドは、今シーズンのLALIGA EA Sportsにおいて最下位に沈んでおり、セグンダ(銀のカテゴリー)への降格が既に数学的に100%確定している。カルロス・タルティエレで行われたホーム最終戦となる第37節では、消化試合としてデポルティーボ・アラベスと対戦したが、トニ・マルティネスのゴールにより0-1で敗北を喫した。この悲しい結果により、次にこのホームスタジアムで公式戦のボールが転がるのはセグンダの舞台となる。なお、オビエドの今季最終戦となる第38節は、アウェーのソン・モイシュにて、現在も熾烈な残留争いを繰り広げているRCDマジョルカと対戦することになる。(via SPORT / MARCA / ElDesmarque)

カソルラへの「残ってくれ」大合唱とホーム最終戦の雄姿

👑アラベス戦は、チームの主将であるサンティ・カソルラにとって今季、そしてもしかするとキャリア最後のホームゲームとなる可能性があり、スタメンとしてピッチに立った。試合開始からわずか8分、スタンドのファンは彼の名前を大合唱し、『サンティ、残ってくれ』という熱烈なチャントをスタジアム中に響かせた。多くの者が試合終盤に交代のスタンディングオベーションを期待していたが、監督は彼をフル出場させた。試合終了後、カソルラはスタジアムを一周してファンからの愛情に感謝の意を示し、再び『サンティ、残ってくれ』のチャントを全身に浴びた。その後、北側スタンドの「シンマキアリ」の前に向かい、ファンと共に特別な儀式を行った。彼の来季の継続についてはまだ決断が下されておらず、ヘスス・マルティネス会長との話し合い、そして監督人事の行方次第となっている。(via ElDesmarque)

アルマダ監督の退任濃厚な去就とパチューカ・グループの思惑

👔今シーズン、ベリコ・パウノビッチ、ルイス・カリオンに続く3人目の監督としてシーズン途中に就任し、6月30日までの契約を結んでいるギジェルモ・アルマダ監督の去就が大きく揺れている。アラベス戦の敗北後、スタンドからは『アルマダ、今すぐ出て行け』という痛烈なチャントが響いたが、本人は『私には何も引き起こさない。各自が好きなように表現すればいい。私が一番気にしていないのは私の未来だ』と冷政に受け流した。一方で自身の去就については『すでに決断を下しており、クラブに伝えるつもりだ』と明言。クラブから続投を打診された場合についても、『私はどこにも縛り付けられていないし、クラブが下す決断を私たちは尊重してきたように尊重する。彼らには適当と思うことをする自由があるし、私たちにもある。ここでは誠実な人たちの中にいて、いかなる決断も尊重されるだろう』と語り、退任の可能性を強く示唆した。当初は降格後も彼を続投させる意向だったオーナーのパチューカ・グループも、ここに来て方針転換を検討し始めており、監督交代が現実味を帯びている。(via ElDesmarque)

アラベス戦の選手・監督個別評価詳細

📊0-1で敗れたアラベス戦の出場選手および監督の評価(10点満点)は以下の通りである。

オラティウ・モルドバン (4点):アトレティコで2季、オビエドでほぼ1季を過ごし、ついにリーグデビューを果たした。出番自体は少なかったが、唯一飛んできた枠内シュートを決められてしまった。

ルーカス・アヒハド (4点):自身のサイドでの守備に苦しんだが、攻撃には継続的に参加した。

ダビド・コスタス (5点):ビルドアップが正確でインターセプトにも気を配ったが、トニ・マルティネスのマークには苦戦した。

ダニ・カルボ (6点):力強いプレーで空中戦に強く、飛んでくるボールをほぼ全てクリアした。

ハビ・ロペス (5点):守備で非常に要求が高く、アラベスのサイド攻撃を何度も防ぎ苦労した。後半は深い位置まで上がり危険なクロスを入れたが、結果には結びつかなかった。

ニコ・フォンセカ (5点):ボールを持った時は縦への意識を見せたが、ボール非保持時の守備面での存在感が薄かった。

サンティアゴ・コロンバット (6点):守備で非常に献身的であり、配球も非常に正確だった。

アイセム・ハッサン (6点):右サイドでのドリブル突破など攻撃で存在感を示したが、失点シーンではアブデ・レバシュに簡単に抜かれてしまった。

アルベルト・レイナ (6点):ライン間でボールを引き出し、常にサポートとパスコースを提供して機能した。

サンティ・カソルラ (7点):チーム最高評価。左サイドや中央に落ちて自由なプレーを見せた。ポゼッションに基準と規律をもたらし、セットプレーも正確で、ペナルティエリア手前で何度か危険なチャンスを創出した。

フェデ・ビニャス (5点):闘志あふれるプレーと献身性を見せたが、良いシュートを打つことはできなかった。

チアゴ・フェルナンデス (4点):左サイドからの突破を試みるも、技術的な精度を欠き不発に終わった。

イリアス・シャイラ (5点):味方に合わなかった危険なクロスや個人技など、惜しいシーンを作ったが正確性が足りなかった。

(チアゴ・ボルバス、アレックス・フォレス、ナチョ・ビダルは出場時間が短く採点なし)

ギジェルモ・アルマダ監督については、カソルラを交代させなかった理由として『彼は状態が良かった。フォンセカを下げてコロンバットを後ろに下げて配球させた後、彼を配置した。いくつか深い位置までボールを運べたが、ダイナミズムと深さが足りなかった。攻撃的な選手を多く配置したが、相手にうまく守られてしまった』と采配の意図を説明した。(via ElDesmarque)

来季に向けた新監督候補リスト

📋オビエドのフロントは既にセグンダでの来季に向けたプランニングを進めており、アルマダ監督の退任に備えて新監督候補のリストアップを開始している。国内のフリーの監督市場から、セルヒオ・フランシスコ、ガルシア・ピミエンタ、ディエゴ・マルティネス、フリアン・カレロ、ハビ・グラシア、ハゴバ・アラサテといった実力者たちの名前が挙がっている。さらに、コルドバCFと2027年まで契約延長したばかりではあるものの、オビエド出身でクラブへの強い思い入れを持つイバン・アニアの動向も注視されている。(via ElDesmarque)

他チームに刻まれたオビエド戦の爪痕

💥今季のオビエドとの対戦は、他チームの選手や監督にも強い印象や転機を残している。エスパニョールのマノロ・ゴンサレス監督は今季の苦しい戦いを振り返る中で、『オビエド戦のようにシュートを30本打ったのに勝たなければならなかった異常な試合もあった』と言及している。また、バレンシアのアルナウト・ダンジュマにとっては、2025年9月30日にメスタージャで行われたオビエド戦でPKを失敗したことが今季のターニングポイントとなり、さらに直近の3月14日のアウェーでのオビエド戦での敗北以来、スタメンから完全に遠ざかっている。さらに、ビジャレアルのウィリー・カンブワラは、2025年7月31日に行われたオビエドでの試合でハムストリング断裂の重傷を負い、長期離脱を余儀なくされたという苦い記憶がある。(via SPORT)

【本日の総括】

レアル・オビエドはすでにセグンダへの降格が100%確定しており、ホーム最終戦のアラベス戦も黒弾で終わった。ファンから絶大な愛を受けるサンティ・カソルラの去就や、退任が濃厚となったアルマダ監督の後任人事など、来季に向けた銀のカテゴリーでの再建プロジェクトが急務となっている。