UD Las Palmas

かつてUDラス・パルマスで魅惑的なポゼッションフットボールを展開し「UDトータル」と称賛されたキケ・セティエン元監督が、68歳の誕生日に合わせてグラン・カナリア島を訪問しました。キケ・セティエンはエスタディオ・インスラールで開催されたサッカー文化フェスティバル「Rebumbio Feria Futbolera」に参加し、元選手やジャーナリストらと共に親交を深めました。島に到着したキケ・セティエンは練習場「バランコ・セコ」の見学を楽しみにしていると語りつつも、ファンの間で囁かれるUDラス・パルマスへの監督復帰の可能性については『そのステージは既に終わった』と明確に否定しました。

キケ・セティエンは、2015年から2017年にかけてチームを率い、ジョナタン・ビエラ、ロケ・メサ、マリア・ビセンテ、ケヴィン=プリンス・ボアテングらを擁して1部で華々しい戦いを繰り広げた記憶を振り返りました。特にサンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦(3-3)や、エスタディオ・デ・ラ・セラミカでボアテングが決めた語り継がれる芸術的なゴールなどを思い出深く語りました。

また、同フェスティバルのトークショー「Fútbol, racismo e identidad」に登壇したスポーツジャーナリストのアルベルト・エジョゴ=オウォノは、差別問題に警鐘を鳴らすと共に、セティエン率いる当時のラス・パルマスとジョナタン・ビエラへの熱烈な愛を告白しました。エジョゴは『ジョナタン・ビエラは私が最も恋に落ちたカナリア人選手であり、彼がプレーすると知ればテレビをつけました。カナリア諸島から生まれる選手には特別な感性と才能があり、すべてが構造化された現代フットボールにおいて大きなアドバンテージを与えてくれます』と称賛を惜しみませんでした。1部復帰を目指すラス・パルマスにとって、偉大なフットボールの伝統を再確認する機会となりました。(via SPORT)