レアル・オビエド

レアル・オビエドは今季 ラ・リーガ ハイペルモーション の最初の12節で17ゴールを挙げていますが、そのうち7ゴール(41.2%)をDF陣が記録するという極めて異例の得点構造となっています。一方で、本職であるセンターフォワード陣が挙げたゴールはわずか1点にとどまっています。

チームの最多得点者は、実に5ゴールを挙げているセンターバックのカルロス・ドミンゲスです。さらにダニ・カルボが1ゴール、サム・ロドリゲスが1ゴールを加えており、バックラインからの得点がチームの貴重な勝ち点獲得に貢献しています。バジャドリード戦(0-3勝利)ではドミンゲスとマルティナ・カルボが2得点を奪い、エイバル戦ではドミンゲスが2ゴール、セウタ戦ではサムとドミンゲスが全2得点を記録しました。ドミンゲス単体でチーム総得点の約30%を占める計算になります。

FW陣の不振の背景には深刻な負傷離脱が存在します。スポルティングとのアストゥリアス・ダービーでチーム唯一の9番によるゴールを決めたクリス・ラモスは、そのプレーの直後に右膝前十字十字靭帯(ACL)を断裂し長期離脱となりました。カルロス・フェルナンデスも出場わずか11分で膝の内視鏡手術を余儀なくされ、イスファンは継続性を欠き、ビクトル・ミンゴは厳しい状況での起用が続いています。10月に加入したホセ・ルイス・モラレスも初ゴールを模索している段階です。

中盤・2列目からはミケル・ゴティ(2点)、パブロ・サエンス(2点)、アルベルト・レイナ(1点)、エンツォ・ペレス(1点)、ハコボ・ゴンサレス(1点)、エスタニス・ペドロラ(1点)が合計8ゴールを挙げており、1試合平均1.42得点という攻撃力を維持しています。フリアン・カレロ監督にとっては、DF陣のセットプレーやミドルシュートという強力な武器を生かしつつ、FW陣の復調と得点力向上をいかに引き出すかが、1部昇格レースを勝ち抜くための命題となっています。(via SPORT)