ニコラス・バレンティーニの獲得と発表
アルゼンチン人の実力派センターバックであるニコラス・バレンティーニの加入が正式に決定し、本日発表されました。今週末から公式戦がスタートする新シーズンに向け、キケ・サンチェス・フローレス監督にとって極めて重要な補強となります。バレンティーニの発表記者会見には、クラブのスポーツディレクターを務めるセルヒオ・フェルナンデスも同席しました。セルヒオ・フェルナンデスは、バレンティーニの獲得について『我々の目標は、まさにニコラス・バレンティーニのような特徴を備えた選手を見つけ出すことだった。ビクトル・パラダとヨン・パチェコがチームを去って以来、私たちはそのようなディフェンダーの獲得を強く求めていた。彼のこれまでの実績や経験、そしてキャリアの軌跡を考えれば、彼に対して補強という言葉を使うことこそが、その意味を完璧に表現していると心から信じている』と語り、その高い実力とこれまでのキャリアを大絶賛しました。(via Estadio Deportivo)
さらなる補強の否定と現有戦力への信頼
セルヒオ・フェルナンデス・スポーツディレクターは、バレンティーニの獲得に伴い、さらなるセンターバックの補強については『基本的にはそれはない。ただ、我々クラブの義務としては、チームの周囲で起こり得るあらゆる出来事に常に注意を払い、もし現在のチーム編成をより成長させ、改善させるような素晴らしい機会や状況が整うのであれば、動く可能性はある。それでも、バレンティーニが加わったことで、そのポジションは十分にしっかりとカバーされたと非常に満足している』と述べ、現時点での守備陣の補強に強い自信を示しました。
また、チーム全体の仕上がりについても『基本的には現在のスクアッドの構成にとても満足している。今私たちが掲げている最大の目標は、現在のチームにいるメンバーをそのまま維持することだ。とはいえ、移籍市場が開いている限りは、選手の獲得や放出といったあらゆる可能性が残されている』と言及しました。
キケ・サンチェス・フローレス監督とのコミュニケーションについても明かし、指揮官はクラブに対して『現状の戦力に対する大きな信頼と満足感を伝えてくれている。私たちは誰もが野心的であり、もっと完璧で均質な選手層を望むものだが、今手元にいる選手たちは私たちに非常に大きな信頼と希望を抱かせてくれる。自信と楽観的な見通しを持って未来を考えられる素晴らしい出発点に立っている』と語っています。
さらに、市場が開いている期間の難しさについても『他のクラブが我々の重要な選手に対して関心を示す可能性に常にさらされている。それは注意を払い、懸念すべき事柄だ。それでも、もし現在のメンバーを誰も失わずに維持することができれば、今年は非常に素晴らしい1年になると確信できるだけの十分な戦力が揃っている』と話し、関心の噂についても『興味を示されている事実はあるが、何一つとして具体的で確実なオファーはない。そのため、現時点ではその可能性について推測の域を出ない』と、現時点での主力流出の心配はないと断言しました。
最後にセルヒオ・フェルナンデスは『基本的にはこれ以上市場で動くつもりはない。これでチームの編成は完了したと考えている』と締めくくりました。なお、キケ・サンチェス・フローレス監督の息子が今季からプリメーラの舞台へとジャンプアップを果たしています。(via Estadio Deportivo)
ルカス・ボジェの負傷懸念
チームはプレシーズンでナンド・ヨス・トロフィーを獲得するなど順調な仕上がりを見せているものの、主力フォワードであるルカス・ボジェのコンディションに不安が生じています。セルヒオ・フェルナンデス・スポーツディレクターはボジェの状態について『彼は我々が懸念を抱くような痛みを訴えている。医療スタッフと密に連携し、今週末に行われる第1節の開幕戦に彼が出場できる可能性を最大限に引き上げられるよう全力で調整していく。現段階では予防策を講じ、彼の回復プロセスに対しては非常に慎重かつ用心深く対処していくつもりだ。ただ、この懸念は一時的かつ局所的な痛みによるものであり、それほど長期にわたる深刻な問題とは捉えていない』と話し、回復に向けて慎重な姿勢を示しつつも、軽傷であることを強調しました。(via Estadio Deportivo)
若手GK陣の去就方針
ゴールキーパー陣の編成について、セルヒオ・フェルナンデス・スポーツディレクターは若手のヘスス・オウォノとアドリアン・ロドリゲスの去就に言及しました。クラブ側は、3人のゴールキーパーをファーストチームの構造内に留めておく計画はないとしており、『以前にも述べた通り、2人の若いゴールキーパーのうちのどちらか1人は、自身のキャリアの成長をさらに継続させるための適切な場所を見つけ出す必要がある。最終的な決定を下すまでにはまだ1週間の猶予が残されている。2人のうちの1人にとって、出場機会を得て成長を続けられる最適なクラブを今週中にも見つけ出せるよう努力する』と語り、どちらか一方をレンタル移籍などで放出する方針を明確にしました。(via Estadio Deportivo)
次戦ラージョ戦のスタジアム変更
ラ・リーガ第2節(一部で第1節との混同も見られますが、現地時間8月20日木曜日の21:00キックオフ予定)で行われるラージョ・バジェカーノ対デポルティーボ・アラベスの一戦について、試合会場が急遽変更となりました。ラージョ・バジェカーノが、マドリード自治州から本拠地バジェカス・スタジアムの使用認可を失ったことに伴い、スタジアムの将来やどこで試合を開催すべきかについてフロントとサポーターの間で深刻な対立と大きな不確実性が広がっていました。
この事態を受けて、両クラブや関係各所による緊急の交渉が行われた結果、この試合をレガネスのホームスタジアムであるブタルケ・スタジアムで開催することが正式に合意されました。近隣クラブであるレガネス側は一貫して協力的な姿勢を示しており、マドリード自治州の介入もあってこの合意に達しました。この決定により、当日は非常に多くのラージョ・サポーターがレガネスへと移動して観戦することになりますが、アラベスにとってはバジェカスではなくブタルケでのアウェイ戦に挑むという異例の状況となりました。(via ElDesmarque)
【本日の総括】
ニコラス・バレンティーニの加入によって守備陣が強化され、スポーツディレクターのセルヒオ・フェルナンデスも今夏の補強の完了を宣言しました。ルカス・ボジェのケガの懸念や若手キーパーの去就といった課題は残るものの、キケ・サンチェス・フローレス監督率いるチームは高い信頼と希望を持って新シーズンの開幕へ向かっています。