プレシーズンの伏兵エネコ・ハウレギの大躍進:圧倒的な得点効率と開幕戦スタメン争いへの電撃浮上

チームが1部昇格を決めたセレモニーの最中には構想外の立場に置かれていたバスク人ストライカー、エネコ・ハウレギが、プレシーズンを通じて驚異的な大躍進を遂げ、チームの絶対的な主役に躍り出ました。

1部昇格に伴い、ハウレギの立場はそれほど大きく変わらないと見られていましたが、クラブは昨シーズンの2部でのパフォーマンスを評価して残留を選択。この決断が、プレシーズンに完璧な形で報われることになりました。彼は今夏行われた5試合の親善試合で、チーム最多となる合計3ゴールを記録し、プレシーズンの得点王(ピチーチ)に輝いたのです。

彼の残したスタッツの価値は、ピッチ上に立っていた時間の短さを考慮するとさらに凄まじいものになります。ハウレギが今夏のプレシーズンで得た出場時間はわずか157分間であり、これはファーストチームに所属する3人のストライカーの中で最も短い数字です。それにもかかわらず、じつに52分に1ゴールという極めて高い得点効率を叩き出しました。アル・アラビ戦で2ゴールを挙げ、前述のフルアム戦での無人ゴールへのPKで3点目をマークしています。

競合する他のストライカー陣と比較しても、チュペテが216分間の出場で2ゴール(108分に1ゴール)、アドリアン・ニーニョが183分間の出場で2ゴール(91分に1ゴール)となっており、ハウレギの効率性は群を抜いています。

さらに、後述するアドリアン・ニーニョの右脚の負傷によって、8月19日に控えるアトレティコ・マドリードとの開幕戦では、ハウレギがチュペテに次ぐセカンドストライカーとして先発、または重要な切り札として起用されることが確実となりました。当初の序列を実力で完全に覆し、最高の状態で真剣勝負の開幕を迎えます。(via MARCA)