パブロ・マリンの台頭 ウイングへのコンバートと完璧な「12番目の選手」への飛躍
今季のパブロ・マリンは、レアル・ソシエダにとって理想的な12番目の選手へと成長を遂げた。セルヒオ・フランシスコ前体制では開幕から5試合連続でスタメン出場するなど重用されていたが、11月30日のビジャレアル戦(2-3で敗戦)を機に先発から外れた。ペレグリーノ・マタラッツォ監督が就任して序列がリセットされた当初も、なかなか出場機会を得られずにいた。
しかし、久保建英とアンデル・バレネチェアの両ウイングが同時に離脱するという緊急事態が発生したことで、彼の運命は大きく変わる。マタラッツォ監督は、マリンをプロキャリアで一度も経験したことのない純粋なウイングとして起用する決断を下した。サン・マメスでのダービーマッチ(1-1)で新ポジションでの初先発を飾ると、見事な守備のバランス、豊富な運動量、そして厳格な戦術理解度を見せつけ、監督の期待に完璧に応えた。
文句一つ言わずチームのために身を粉にして働く姿勢は高く評価され、国王杯決勝では優勝を決定づける最後のPKを沈めるという、キャリア最高の瞬間を味わった。今季はアレックス・レミロと並んで公式戦全45試合でメンバー入りを果たし、39試合に出場(ヨン・アランブル、セルヒオ・ゴメスに次ぐチーム3位)、プレー時間は1807分に達している。欠場したのはわずか6試合のみであり、文句なしの不可欠な戦力となっている。 (via Mundo Deportivo)