フリアン・アルバレスを巡る激しい争奪戦

🔥 フリアン・アルバレスの去就が今夏の移籍市場で最大の焦点となっている。バルセロナとアーセナルが獲得に向けて火花を散らしており、アトレティコは徹底抗戦の構えを見せている。

バルセロナのジョアン・ラポルタ会長は米国ダラスでの取材に対し、『誰かの音楽に合わせて踊るつもりはない。ここでリズムを作るのは我々だ。オファーは出したが、無期限ではなく、無制限のオファーではない。いつまで有効かはいずれ伝える。監督や強化部が求めた選手と契約したいという意思でオファーを出した。我々は彼のことがとても気に入っているし、素晴らしい選手だと思っている』と強気の姿勢を示した。

アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOとの関係についても『彼らとは非常に良好な関係にあると理解している。私たちが提示したオファーについて混乱があったため、私はそれを明確にした。それ以上プレッシャーはかけていない。彼らが代替案を持った瞬間から、このオファーは有効だと伝えただけだ。そこで止まっている。今のところ、それ以上は進展していない』と語った。バルセロナは固定額と変動額を合わせて1億ユーロのオファーを提示し、選手本人がバルセロナ行きを熱望していることから獲得を楽観視している。

一方、プレミアリーグのアーセナルも獲得に本腰を入れている。アトレティコがバルセロナやレアル・マドリードへの売却を拒んでいることから、アーセナルは自分たちが唯一の現実的な選択肢になると踏んで攻勢を強めている。アーセナル側で動いているのは元アトレティコのアンドレア・ベルタSDだ。当初は1億ユーロの投資を予定していたが、争奪戦を制すためにはさらなる増額が必要だと認識している。また、アトレティコが長年関心を寄せるスポルティングのFWヴィクトル・ギェケレシュをトレードに組み込むという大胆なプランも浮上している。

アトレティコはアルバレスの契約が2030年まで残り、契約解除金が5億ユーロに設定されていることを盾に放出を完全否定している。しかし、新戦力獲得のために8000万ユーロ以上の売却益が必要というクラブの財政事情があり、アルバレスが最大の資金源になり得ると周囲は見ている。クラブは8月上旬に1億100万ユーロの増資を予定し市場での余裕を持たせる計画だが、W杯終了後に選手自身が移籍を強く直訴した場合、事態が大きく動く可能性がある。

(via SPORT)