来季のスカッド再建と財政

📊昨年の株主総会で発表された通り、ベティスの2025-26シーズンの予算は2億376万ユーロとなっています。テレビ放映権やチケット収入の詳細な内訳は公表されていませんが、過去の傾向から収入の約20%を選手売却で賄う必要があります。

そのため、クラブは6月30日までに3000万から4000万ユーロの売却益を生み出す必要があります。前述のコモからのCL進出ボーナスがこの資金繰りを助けます。

スポーツ部門は、まず主力以外の選手の売却を進めています。イケル・ロサダはレバンテへのレンタルから復帰し、ギリェルメもバジャドリードから復帰しますが放出の対象です。そして買い取りが確実視されるノーベル・メンディなどが候補です。

大きな収入源として期待されているのは、ドイツやイングランドで市場価値が高まっているセルジ・アルティミラと、昨夏獲得したものの欧州のサッカーやチームのスタイルに適応できなかったコロンビア人MFのネルソン・デオサです。デオサに関しては投資の回収を目指しています。また、ジオヴァニ・ロ・チェルソの売却も選択肢に含まれています。

一方で、ナタン、アブデ、クチョ・エルナンデスの3人は、アントニーやアルティミラと並んで最も市場価値が高い選手たちですが、彼らについては市場の相場を大きく外れた断れないほどの巨額オファーが来た場合のみ放出を検討するという強気の姿勢を保っています。チャンピオンズリーグ出場による増収が、プレミアリーグなどの資金力に対する交渉力に繋がっています。

これらの予算調整が完了した後、ペジェグリーニ監督の要望に応じた本格的な再建が始まります。リーグ、コパ・デル・レイ、そしてCLの3つのコンペティションを戦うために、より高いレベルのスカッド編成を目指します。

契約満了を迎えるアドリアン、リカルド、ソフィアン・アムラバト、チミー、バカンブの退団が確実視されており、8人から10人の選手が入れ替わる激しい夏になる見込みです。不足するポジションは有望な下部組織の選手たちで補完される予定です。 (via MARCA) (via Estadio Deportivo)

ケビン・ロモナコ

🛡️ベティスのスポーツ部門が以前から高く評価している24歳のセンターバック、ケビン・ロモナコの市場価値が暴落しており、所属先のインデペンディエンテ・デ・アベジャネダが要求額を下げる可能性が高まっています。

2025年6月の時点では、彼の市場価値は1200万ユーロに達していました。当時ベティスは獲得に動き、保有権の60%を700万ユーロで買い取り、後日残りの20%を250万ユーロで買い取るという総額950万ユーロのオファーを代理人を通じて提示しました。しかしインデペンディエンテは契約解除金の1500万ユーロを要求して一切応じず、クラブ間交渉には至りませんでした。

それから1年が経過した現在、専門サイトの評価では彼の市場価値は1200万ユーロから800万ユーロまで下落しています。ただし、彼はインデペンディエンテで絶対的なスタメンとして活躍を続けています。

以前、ベティスが交渉に動いた際、アルゼンチンのメディアに情報が漏洩したことでクラブが深い不快感を示し、交渉を完全に打ち切った経緯があります。スポーツディレクターのマヌ・ファハルドたちは直接代理人と交渉していませんでしたが、情報漏洩を理由に撤退を決断しました。

当時は、将来より有利な条件で再挑戦するための戦略的な撤退とも見られていましたが、それ以来一切の接触はありませんでした。価格が下がり、以前よりも獲得が現実的になった今、ベティスが過去の確執を乗り越えて再び獲得に動くかどうかが注目されています。 (via Estadio Deportivo)