イスコが激白した軟骨損傷の恐怖と、自己批判から生まれた奇跡の復活

ケガからの復帰を果たし、アーセナル戦でも後半の45分間で軽快なプレーを見せたイスコが、自身の直面した壮絶な闘病の日々と、心の変化を赤裸々に告白しました。

イスコは昨シーズン終了間際に重傷を負い、再びピッチに立てるかどうかの崖っぷちに立たされていました。インタビューの中で彼は、『もう二度とプレーできないかもしれないと言われたときは、リハビリの終わりが見えず不安だった』と告白。今なお完治には至っておらず、現代医学において軟骨を再生させる手法は存在しないため、毎日ステロイド治療や試合前の鎮痛剤服用を余儀なくされながらプレーしています。

しかし、そうした肉体的な苦痛以上に彼を大きく変えたのは、メンタル面での気づきでした。かつてレアル・マドリードで輝きを失い、その後移籍したセビージャでもスポーツディレクターだったモンチとの衝突からわずか半年で退団した暗黒期を振り返り、『当時は周りのせいにして被害者ぶっていたが、実際はそうでした。そういう状況にあると、何もかも自分のせいではないように思え、責任転嫁ばかりしてしまう。しかし、時間が経つと、自分が状況を変えるために何をしたのか、なぜもっと一歩を踏み出さなかったのか、なぜもっと戦わなかったのかという客観的な視点を持てるようになる』と、心理カウンセリング(セラピー)を通じて精神的な救いを得たことを明かしました。その後、ベティスで恩師であるマヌエル・ペレグリーニ監督と再会したことが彼にとって最大の転機となり、不屈の闘志で今の復活を成し遂げています。(via Estadio Deportivo)