放出候補から大覚醒!偽9番デオッサが残留決断、プレミア強豪も熱視線
この夏のプレシーズンにおける最大のサプライズは、間違いなくコロンビア人MFネルソン・デオッサの驚異的な大化けです。昨シーズンはチームへの適応に苦しみ、ケガにも悩まされ不本意な成績に終わったため、この夏は完全に放出リストに載っていました。実際にブラジルの Vasco da Gama やアルゼンチンの Boca Juniors への売却交渉が進んでおり、誰もが彼の退団を疑っていませんでした。
しかし、前線のエースであるクチョ・エルナンデスの合流遅れや、新FWの補強難航というチーム事情から、マヌエル・ペレグリーニ監督がデオッサをフォワード(偽9番)のポジションで起用したことが、運命を180度変えました。デオッサはこのプレシーズンで計3ゴールを挙げ、カンテラの新星パブロ・ガルシアと並びチーム最多得点タイと爆発。前述のアーセナル戦でも強烈なシュートを決めるなど、一躍チームの中心へと上り詰めました。
この大活躍を受け、デオッサ自身も心境に大きな変化が生じました。指揮官やチームメイトからの揺るぎない信頼を感じ、ベティスのユニフォームを誇りに思うようになった彼は、すでに合意間近だった Vasco da Gama への移籍を急遽断念。クラブに対して『2026-27シーズンもベティスに残留し、このチームのために戦いたい』という固い決意を伝えました。新FWの加入やクチョ・エルナンデスの調子向上によって今後はフォワードでの出場時間が減る可能性を理解しつつも、本来の中盤のポジションでも十分に競り合えると確信しています。
一方で、ダブリンでのアーセナル戦にはイプスウィッチ、リーズ、ウェストハム、ウルヴァーハンプトンなど、イングランドの複数のクラブのスカウトがデオッサの視察に訪れていました。市場の閉幕まで何が起こるか分からないものの、クラブとしても1100万ユーロを投じた彼が本来の実力を発揮し始めたことを歓迎しており、流出を阻止する構えです。(via Estadio Deportivo)