フランス代表内の亀裂とラビオの痛烈批判

イングランドとの3位決定戦で前半だけで0-4という惨状に陥ったフランス代表内で、大きな亀裂が表面化した。アドリアン・ラビオは試合後、メディアに対して『前半は恥ずかしいスタートだった。これまで見たことのないような選手の振る舞いを見た。この大会で良い印象を残すための最後の試合だったのに残念だ』と、名指しこそ避けたもののチームメイトの態度を痛烈に批判した。さらに『スペイン戦の敗北の失望は大きいが、最後まで仕事をする必要があり、あんな風に諦めることは許されない』と怒りをあらわにした。また、ハーフタイムに0-4で負けている状況にもかかわらず、エムバペがかつての恩師であるイングランドのトーマス・トゥヘル監督と談笑して笑い合っている姿がカメラに抜かれ、フランス国内のSNSで大炎上する事態にもなった。エムバペ自身も『前半は、ユニフォームをリスペクトしていないとか、ふざけていると言われるのも理解できる。ただ人間だっただけだが、あんなことは許されない』と語り、チームが完全に気を抜いていたことを認めている。14年間にわたってチームを率い、この試合を最後に退任するディディエ・デシャン監督にとって、非常に後味の悪い別れとなってしまった。(via SPORT)

アルバレス移籍を巡るアトレティコとバルサの舌戦

アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスの移籍を巡り、アトレティコ・マドリードとFCバルセロナの幹部によるバチバチの場外戦が繰り広げられている。アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOはクラブの公式メディアを通じて『私たちの回答は無限だ。彼を移籍させたくない。1億ユーロのオファーも受け入れないし、1億5000万ユーロでも2億ユーロでも受け入れない。彼にとってアトレティコが世界で最もふさわしい場所だ』と徹底抗戦の構えを見せ、バルサのジョアン・ラポルタ会長が以前語った「オファーの期限は無限ではない」という発言に皮肉で返した。これに対し、W杯観戦のためにニューヨークを訪れているラポルタ会長はすぐさま反撃し、『ミゲル・アンヘルの意見は尊重するが、絶対にバルサには来ないと言われていた選手が結局やって来たケースはいくらでもある』と自信をのぞかせた。さらに『選手が退団を望むなら、バルサは快く送り出す。ビッグクラブは不満を持っている選手を抱え込むような余裕は持つべきではない』と、アルバレスが自身の夢を叶えたいと公言していることを盾にアトレティコを強く牽制した。ラポルタ会長は、大会終了後にオファーの期限を最終決定するとも語っており、W杯決勝後にさらなる動きがあると見られている。(via Estadio Deportivo)

ダニ・オルモのピッチ上でのバルサ勧誘ジョーク

W杯決勝を控えたスペイン代表のダニ・オルモが、対戦相手であるアルゼンチン代表のフリアン・アルバレスについて言及した。アルバレスは現在バルセロナへの移籍が噂されており、メディアのインタビューでオルモに対し、決勝のピッチ上でバルサの話をして彼を揺さぶるつもりはないかと問われた。オルモは笑いながら『彼を不安定にさせるためにやるかもしれないね。でもどうだろう。フリアンは常に試合に入り込んでいる人間で、あまりおしゃべりなタイプではないと思うよ』と冗談を飛ばした。さらに、アルバレスが夢を叶えるためにアトレティコからの退団を求めていることについて触れられると、『彼がそういうことを言うなら、夢のために戦うべきだね。でも少しずつだ。今はそんなに強く主張する時じゃない。個人的には彼が正しいと思うことをやるべきだと思うけど、まずは日曜日の決勝で彼が勝たないことから始めよう』と、巧みな切り返しでライバルに牽制球を送った。(via ElDesmarque)