レアル・マドリードの危機を長引かせる6つの構造的な要因
メディアは、レアル・マドリードが陥っている危機が長引く理由を6つの要因に分解して指摘しています。
第一に、創造的なプレーメーカーの不在です。トニ・クロースとルカ・モドリッチが退団した後、アルダ・ギュレルやジュード・ベリンガムといった前線のタレントはいますが、後方からゲームを指揮する選手がおらず、守備的な選手ばかりに置き換わってしまいました。
第二に、ヴィニシウスとエムバペの共存問題です。二人は連携するどころか、自分で試合を決めようとするあまり互いに離れてしまい、攻撃の調和を壊しています。さらに彼らが絡むと攻撃が途切れるだけでなく、守備時には実質2人少ない状態に陥るという問題が2年間続いています。
第三に、ロッカールームのヒエラルキーです。監督の存在は象徴的であり、アンチェロッティの1期目、シャビ・アロンソの7ヶ月、そして現在のアルベロアに至るまで、重鎮選手たちがロッカールームを支配しています。
第四に、補強の失敗です。フイセンは将来性がありますが、トレント・アレクサンダー=アーノルド、アルバロ・カレラス、フランコ・マスタントゥオーノは期待を裏切っています。カレラスは左サイドバックのスタメンレベルになく、マスタントゥオーノは若さを差し引いても何もチームにもたらしていません。
第五に、アイデンティティの喪失です。かつてチームを勝者にしていた野心、責任感、闘争心、献身性が消え去り、怠惰で妥協的、利己的な集団になってしまいました。
最後に、フロレンティーノ・ペレス会長の経営方針です。経済的リターンばかりを追求し、スペクタクルと結果が伴わないため、ファンはチームを見限るようになっています。(via SPORT)