スタジアム閉鎖問題でマドリード州政府と泥沼化!担当理事がクラブ経営陣を「嘘つき」と痛烈に批判

本拠地エスタディオ・デ・バジェカスの使用一時停止処分を巡り、ラージョ・バジェカーノとマドリード州政府との対立がかつてないほどの泥沼状態に突入しています。ラージョ側は、スタジアム閉鎖の原因となった監査報告書が実際には7ヶ月以上前から存在していたにもかかわらず、州政府がそれを隠蔽し、さらに使用権更新の条件として6000万ユーロを超える莫大な改修費用の負担を不当に要求してきたとして、州政府を猛烈に糾弾する声明を発表していました。

しかし、この告発に対してマドリード州の観光・文化・スポーツ担当理事を務めるマリアーノ・デ・パコ氏が、有力ラジオ番組「エル・ラルゲーロ」の生放送で怒りを露わにし、猛烈な反論を展開しました。デ・パコ氏は、『ラージョは最初から、常に嘘をつき続けている』とクラブ側を真っ向から大嘘つき呼ばわりして批判しました。

州政府の主張によると、スタジアムの閉鎖手続きは、クラブ側がライセンス要件や安全規則を怠り、日常的なメンテナンスを全く行ってこなかったことがすべての原因です。同理事は、現在のバジェカスの惨状について『1部や2部のどんなクラブのレベルにも達していない、本当の惨状だ』と激しくこき下ろしました。また、クラブのフロント陣に対して、『第2の問題は、経営陣がスタジアムを自分たちの私有物のように扱っていることだ。ここはマドリード州の公共スペースであるにもかかわらずだ』と怒りを表明しました。

ラージョ側は、電気設備の安全性を示す2023年12月の検査証明書や、防火、給水、レジオネラに関する適合報告書を提出したとし、8月15日にはラ・リーガからも「不備なし」とする緊急時報告書を得ていると反論していますが、州政府は一歩も引く姿勢を見せていません。デ・パコ氏は、完全な使用権失効という最悪の結末を避けるため、ラージョに対して書類提出の『最後のチャンス』を与えていると強調していますが、両者の対立はもはや和解不可能なレベルにまで達しています。

(via Estadio Deportivo)