疑惑の判定とヒル・マンサーノへの怒り
🚨 この試合の最大のターニングポイントとなったのが、前半に起きたペナルティエリア内での判定をめぐる大騒動でした。ラシンのエリア内で、カラが上げたクロスに対して相手DFパブロ・ラモンが腕を大きく広げて手でボールをブロックする明らかなハンドの動きが発生しました。
現場で主審を務めていたヒル・マンサーノはこのプレーを見逃したものの、VARルームのラウル・マルティン・ゴンサレスから誤審の警告を受け、モニターでの映像確認(OFR)を促されました。しかし、モニター前に向かったヒル・マンサーノが下した最終決断は、ハンドによるペナルティキックの授与ではなく、ハンドの直前に起きていたFWロベルト・フェルナンデスと相手DFベロシアンの接触におけるロベルトのファールという驚くべきものでした。
映像では両選手が互いに掴み合っていたものの、主審はこれをロベルト側の攻撃ファールと判定してハンドのプレー自体を無効化。この判定に対し、サイドラインのマノロ・ゴンサレス監督は呆然とした表情を浮かべ、エスパニョール側は怒りを爆発させました。クラブ公式SNSは「相変わらずのヒル・マンサーノ (ヒル・マンサーノ como siempre)」と投稿し、審判への不満を露わにしました。ヒル・マンサーノ主審は3年前のメスタジャでのバレンシア戦でもセサル・モンテスのゴールを取り消して2部降格を決定づけた過去があるため、ファンの不信感はピークに達しています。
審判専門アカウント『Archivo VAR』もこの判定を厳しく非難し、『パブロ・ラモンは腕を開いてカラのクロスをハンドで遮断した。判定は卑怯そのものである。両者が互いに掴み合っていただけのプレーに対して、存在しないファールをでっち上げてペナルティキックを揉み消した』と断じました。
なお、マノロ・ゴンサレス監督は試合後の記者会見で審判について問われると、『審判については何も話さない。話す必要があるなら、記者会見の場ではなくスポーツディレクターと非公開で話す。これはクラブ内部のプライベートな問題だ』と述べ、公の場でのコメントを避けました。(via SPORT / ElDesmarque / Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)