デポルティボ・ラ・コルーニャ

レアル・マドリードのカスティージャから、20歳の極めて高いポテンシャルを秘めた左サイドバック、マヌ・セラーノを完全移籍で獲得しました。複数年の長期契約が結ばれ、当初はBチームの「ファブリル」に合流しますが、来シーズンからはファーストチーム(1軍)へ無条件で昇格する計画が契約に盛り込まれています。セラーノは2018年からマドリードの育成部門で英才教育を受け、今年5月にはサンティアゴ・ベルナベウでのアスレティック・ビルバオ戦にて、負傷したダニ・カルバハルに代わってデビューを果たしたほどの逸材です。(via SPORT / MARCA)

【本日の総括】

LALIGA Hypermotionは移籍市場の最終盤に入り、各クラブの戦力バランスやフロントの勢力図が劇的に揺れ動いています。レアル・バリャドリードがオーナーグループによる1400万ユーロの巨額資金注入によって、悲願だったサラリーキャップの大幅引き上げに成功し、ロナウド前体制の負の遺産からの脱却と大補強の道を開きました。その一方で、ラシング・サンタンデールやグラナダCFなどの強豪クラブは、サリナスやマルティネス、ナーセイといった10代・20代前半の若き至宝たちをメガクラブやマドリードのカスティージャへ引き抜かれる、抗えない流出の荒波に呑まれています。

しかし、コルドバCFがADサン・ホセとの記念試合で見せた控え層の台頭や、CEサバデルにおける守護神ディエゴ・フオリの圧倒的な開幕2連続完封劇は、2部リーグが単なる「引き抜き」の草刈り場ではなく、確かな育成力と戦術的強固さを備えた高次元の戦いの場であることを雄弁に証明しています。残り数日となった移籍市場の最終攻防。ピッチ内外での主導権争いから、一瞬たりとも目が離せません。