エルチェCF
エルチェCFに所属する、カンテラ出身の屈強なセンターバック、バンボ・ディアビが、スペインメディア『 SPORT 』の独占インタビューに応じ、自身、そしてバルセロナの至宝であるラミン・ヤマルのルーツである、下町ロカフォンダの子供たちに向けた、極めてエモーショナルな熱いメッセージを語りました。
ディアビは、ヤマルが今夏のワールドカップで19歳にして世界王者となったことについて、次のように涙ぐみながらその絆を明かしました。
『ラミンと私は、同じ Mataro のロカフォンダ地区で、砂埃の舞うストリートで毎日ボールを蹴って育った、本物の兄弟のような間柄です。ロカフォンダという街は、世間からは治安が悪い、移民の吹き溜まりだ、と偏見の目で見られることも多い過酷な下町です。しかし、ラミンが世界の頂点に立ち、私がこのエルチェの地でプリメーラの猛者たちと戦っている姿を見せることで、地元の小さな子供たちに「どれほど貧しく、過酷な環境からスタートしたとしても、自分の夢を信じて死ぬ気で努力を続ければ、必ずレアル・マドリードやバルサ、そして世界を相手に戦える場所に到達できるのだ」という、生きるための最大の希望と証明を与えることができる。私たちは常に、ロカフォンダの誇りを胸にピッチで走り続けています』
と、厳しい環境に屈しない不屈の魂と、下部組織出身としての深いアイデンティティを語り、今季のチームの精神的支柱となる決意を示しました。 (via SPORT)
リーグ放映権&女性主審デビュー
今シーズン、テレビ放映オペレーターであるMovistar Plus+は、2部リーグの全試合を、追加のプロバイダー契約なしで月額9.99ユーロ(または年間99.90ユーロの、12ヶ月で10ヶ月分という非常にお得なプラン)にて完全生中継するサービスを提供し、サポーターから非常に高い評価を受けています。
さらに、今シーズンの開幕戦においては、主審のオラツ・リベラ氏が2部リーグの公式戦で主審デビューを飾りました。これは、リーグの演出をより現代的かつ魅力的なものにするための新しい取り組み(試合前後に主審がテレビ中継のインタビューに答えて自身のジャッジやルールを説明する試み)の一環でもあり、審判の控室にカメラが入る新演出とともに、フットボールをより身近で魅力的なものにするための新しい歴史の始まりとなりました。 (via SPORT / Mundo Deportivo)
【本日の総括】
今季のLALIGA Hypermotion(セグンダ・ディビシオン)は、1年でのプロ復帰を果たしたテネリフェの劇的な開幕エイバル破りや、サバデルへのHPエンタープライズCEOアントニオ・ネリ氏の投資参入、さらにラス・パルマスやセルタ・フォルトゥナといった若い才能たちの熱いプロ意識と歴史的なデビューなど、早くもピッチの内外で非常に鮮烈なドラマが交錯しています。
降格をきしたジローナや、強豪アルメリア、サラゴサ、エルチェといった実力派クラブが独自の補強や新体制で巻き返しを計る中、昇格への執念と若手たちの熱いプライドがぶつかり合う2部リーグの勢力図は、今週末のヘリオドロでの激突やモリノンでのグラゲラ帰還劇を経て、さらにその激しさを増していくことになります。