ジローナFC

今シーズン、衝撃的なセグンダ(2部)への降格をきしたジローナFCですが、ロッカールームの規律の乱れ、および市場の動きにより、非常に混乱した開幕戦の準備を強いられています。

クラブは、ウクライナ代表MFヴィクトル・ツィガンコフに対し、重大な『規律違反による内部処分』を科したことを公式発表しました。

ツィガンコフは、先週末に行われたレガネスとの開幕戦において、自身の他クラブへの完全移籍を有利に進めるため、ウォーミングアップの段階になって頑なに『ユニフォームを身につけて試合に出ることを完全に拒絶』。

この彼のプロとしての道徳性を著しく欠いた態度に、フロントおよびキケ・アルバレス監督は激怒。ただちにファーストチームの練習から彼を完全排除し、個別のランニングトレーニングのみを命じる厳格な制裁処分を科しました。会見で記者からツィガンコフの去就を問われたキケ・アルバレス監督は、極めて冷酷な表情で『彼の問題はすでにクラブの管理部門が処理している。私は目の前にあるコルドバとの試合のことだけを考えており、規律を乱すような者のために使うエネルギーは1ミリも残っていない』と切り捨てました。

さらに、チームの歴史的キャプテンであったイバン・マルティンが、300万ユーロの移籍金でプリメーラのラシン・サンタンデールへと完全移籍。

ツィガンコフの排除やマルティンの退団により、中盤の枚数が絶対的に不足している現状を受け、プレシーズン中に体重が劇的に落ちて体力が回復していないウナイ・エルナンデスや、コンディション不良のムミン、さらに移籍交渉中のウナヒらを急ぎグループに戻す必要に迫られています。金曜日の夜に行われるコルドバとのアウェーゲームが、彼らにとっての本当の試練となります。 (via SPORT / Mundo Deportivo)

レアル・サラゴサ

歴史あるレアル・サラゴサは、今シーズンの Primera RFEF(3部リーグ)での戦いを、かつてセグンダで猛威を振るい、前所属のポーランド1部アルカ・グディニャで29試合6ゴールを挙げた31歳のベテランFWエドゥ・エスピアウに加え、下部組織の絶対的な『「仕上げのサクランボ」(切り札)』としての補強を完了させました。

サラゴサのチーフディレクター、ラロ・アランテギ氏は、かつてレアル・マドリードでボルハ・イグレシアスやルイス・スアレスといった後の世界クラスの怪物ストライカーたちの才能をいち早く見抜いた、比類なき審美眼を持つ名物GMです。

彼が今回、3年間の完全所有権を買い取るという非常に強固なスキームで獲得に成功したのが、昨シーズンにセグンダ RFEF において、レアル・オビエド B で14ゴール、バルセロナ B(バルサ・アトレティク)で6ゴール、計「20ゴール5アシスト」という凄まじいスタッツを叩き出した24歳の187センチの大型FWホアキン・デルガドです。

アランテギ氏は、獲得困難であったヘスス・デ・ミゲルからのターゲットを即座に変更し、このデルガドの獲得に成功。デルガドは木曜日に正式にマドリードでの発表会見に臨み、3年契約に署名。

一方、中盤の要であったフランチョ・セラーノのヘタフェへの売却について、アランテギ氏は『フランチョはこれまでのクラブの救世主であり、特別な選手だ。彼の夢を尊重し、最良の目標ボーナススキームを含む契約で放出を容認した』と語りました。

また、サラゴサは、ガーナ出身でかつてレアル・ベティスBでも活躍した23歳のMFマウリ・メンサのセウタへの2年契約での完全移籍、さらにカンテラ出身のヤニック・ブイラ(27歳)のポルトガル3部ルシターノ・デ・エヴォラへの移籍を公式に完了させ、昇格に向けた組織のスリム化と強化を図っています。 (via SPORT / ElDesmarque / MARCA)