【今回のラインナップ】
✅ UDアルメリア [ミランデスとの激戦を制しホーム8連勝で自動昇格圏をキープ]
✅ レーシング・サンタンデール [首位を独走し、ピッチ外でも社会的キャンペーンを展開]
✅ CDミランデス [不運なオウンゴールで敗れ、降格圏に沈む]
✅ カディスCF [今年わずか2勝の大不振、ビッグデータで降格最有力候補に]
✅ レアル・サラゴサ [6試合未勝利で21位転落、サポーターとの衝突や異例の決起集会も]
✅ CDカステリョン [敗戦もプレーオフ圏内を維持]
✅ RCデポルティーボ・ラ・コルーニャ [2026年絶好調で3位をキープ]
✅ マラガCF [驚異の攻撃力でプレーオフ圏内に浮上]
✅ SDエイバル [2026年の獲得ポイントでリーグトップの成績]
✅ SDウエスカ [首位チームに敗れ降格圏に沈む]
✅ クルトゥラル・レオネサ [カディスと引き分けるも最下位付近と絶望的状況]
✅ コルドバCF [怒涛の5連勝でプレーオフ争いに参入]
✅ UDラス・パルマス [安定した戦いで4位を堅持]
✅ ブルゴスCF [プレーオフ圏内まであと一歩の7位]
✅ レアル・バリャドリード [次節、後がないサラゴサをホームで迎え撃つ]
✅ FCアンドラ [次節は上位のラス・パルマスと対戦]
✅ スポルティング・ヒホン [次節は攻撃力抜群のマラガと対戦]
✅ レガネス [次節は首位レーシング・サンタンデールと激突]
✅ ADセウタ [次節はホームでカステリョンと対戦]
✅ グラナダ [サラゴサを撃破し、次節はコルドバと対戦]
✅ レアル・ソシエダ [次節はウエスカと対戦]
■【UDアルメリア】
UDアルメリアはCDミランデスとホームで対戦し、試合開始わずか43秒でマルコス・ルナのクリアボールを拾ったレオ・バチスタンが完璧な切り返しから強烈な左足のシュートを叩き込み先制した。直後にフェルナンド・メドラノのクロスがそのままゴール左隅に吸い込まれ1-1の同点となったが、その後アルメリアはミゲル・デ・ラ・フエンテ、アレックス・ムニョス、ロピらが猛攻を仕掛ける。前半13分、セットプレーからのマルコス・ルナのクロスが相手DFフアン・グティエレスのオウンゴールを誘発し2-1と勝ち越した。直後にウーゴ・ノボアのクロスからエル・ジェバリにフリーで押し込まれ2-2に追いつかれるも、後半に入りミゲル・デ・ラ・フエンテのアウトサイドでの絶妙なパスをセルヒオ・アリバスが狙ったところ、フェルナンド・メドラノのクリアミスによるオウンゴールで3-2と再びリードを奪った。後半アディショナルタイム91分には、タリ・マグノのパスを受けたホン・モルシージョがペナルティエリア内でGKフアンパに倒されてPKを獲得し、これをモルシージョ自身が冷静に沈め4-2で勝利を収めた。アルメリアのGKアンドレス・フェルナンデスは、フレンの決定的なシュートを素晴らしい反応で防ぐなど活躍した。この結果、アルメリアはホームで8連勝を飾り、勝ち点70ポイントで自動昇格圏の2位をキープしている。(via MARCA) ルビ監督は試合前、「選手たちにはプレッシャーではなく、自分のレベルを証明するモチベーションとして捉えてほしい」と語っていた。(via MARCA)
■【レーシング・サンタンデール】
レーシング・サンタンデールはSDウエスカに勝利し、勝ち点72ポイントでリーグ首位を独走している。(via SPORT) ピッチ外では、クラブの財団と「Proyecto Victoria」が共同で、社会的排除と児童の保護欠如の関連性を啓発する社会的キャンペーン「放棄された子供たち(Niños abandonados)」を実施した。エル・サルディネロのスタジアムアナウンスを利用し、「マリオの宿題を手伝ってくれる人を探しています」「ナディアのゴールを祝ってくれる人を探しています」といったメッセージを流し、カンタブリア州で社会的排除の危機にある8万人以上の人々と、安定した大人の存在がない環境で育つ子供たちの問題に光を当てている。(via MARCA)
■【CDミランデス】
アルメリア戦ではエル・ジェバリとメドラノのゴールで二度同点に追いつく粘り強さを見せ、ウナクス・デル・クラやウーゴ・ノボアも鋭いシュートを放った。しかし、フアン・グティエレスとフェルナンド・メドラノの2つのオウンゴールという不運に泣かされ、4-2で敗北した。GKフアンパはホルヘ・カベージョのオウンゴールになりかけたボールを反射神経で防ぐ場面もあったが、最後はPKを与えてしまった。(via MARCA) アンチョン・ムネタ監督率いるチームは直近8試合で2敗目を喫し、勝ち点36ポイントの20位と降格圏に沈んでいる。(via ElDesmarque) 残留ラインの39ポイント(カディス)まで勝ち点3差となっており、ビッグデータ(Driblab)による降格確率は60.6%と予測されている。(via ElDesmarque)
■【カディスCF】
深刻な不振に喘いでおり、直近のクルトゥラル・レオネサ戦ではアントニート・コルデロの2得点で一時は逆転したものの、後半アディショナルタイムに追いつかれ2-2の痛恨のドローに終わった。2026年に入ってから19試合でわずか2勝、獲得ポイントはリーグ最少の「9」と歴史的な低迷を記録している。(via Estadio Deportivo) 今季はガイスカ・ガリターノ、セルヒオ・ゴンサレス、そして現在のイマノル・イディアケスと3人の監督が指揮を執っているが、状況は好転していない。イディアケス監督は初陣のUDラス・パルマス戦でも敗れており、「デポルを出た後、スペインのどこにも行く自信がなく海外(キプロス)に行った」と就任時に語っていた。また、結核から復帰し約1年ぶりにピッチに戻ってきたルーカス・ペレスも、FCアンドラ戦(0-1)やスポルティング・ヒホン戦(3-0)で途中出場したが、まだ無得点である。(via SPORT) 次節はデポルティーボ・ラ・コルーニャをホームに迎えるが、イディアケス監督とルーカス・ペレスにとっては古巣との特別な再会となる。現在勝ち点39ポイントで残留圏ギリギリを保っているが、ビッグデータによる降格確率は63.2%と、降格の最有力候補と予測されている。(via ElDesmarque) スポーツディレクターのフアン・カラはSNSで「遠く離れた場所からでも全てに意見を言いたがる人がいる。それもその人をよく表している」と不可解なメッセージを発信し、波紋を呼んでいる。(via Estadio Deportivo) 今後の日程は、デポルティーボ戦の後、カステリョン、レガネス、レーシング・サンタンデールと厳しい対戦が続く。(via ElDesmarque)
■【レアル・サラゴサ】
イベルカハ・エスタディオでのグラナダ戦に敗れ、これで6試合未勝利となり、勝ち点35ポイントの21位へと転落した。残留ライン(カディス)まで勝ち点4差となっており、ビッグデータによる降格確率は88.8%にまで跳ね上がっている。(via ElDesmarque) グラナダ戦の試合後には、ファンからチームへの激しいブーイングが飛び交い、挨拶に向かったラウル・グティがスタンドのサポーターと口論になるという最悪の事態が発生した。SNSでもグティの態度に批判が殺到し、クラブ施設には経営陣への抗議の落書きがされるなど、周囲の雰囲気は限界に達している。(via ElDesmarque) この絶望的な状況の中、練習では驚きの出来事があった。チェマ・インディアスSDによって1月に獲得されて以降、わずか42分(2試合)しか出場しておらず、ここ2ヶ月半出番のないナイジェリア人FWウィリアム・アガダが、練習前に英語で「俺たちにはまだチャンスがある。ピッチに全てを置いてこよう」と熱いスピーチを行った。アフリカでの自身の経験を交えたこの言葉にチームは感銘を受け、コドロらも続いて結束を誓った。次節はアウェイでのレアル・バリャドリード戦であり、残り4試合で最低3勝が必要な状況だ。(via SPORT)
■【CDカステリョン】
コルドバCFに敗れ、勝ち点64ポイントで5位に後退した。パブロ・エルナンデス率いるチームは、直近の節で上位陣の中で唯一勝利を逃す結果となったが、依然としてプレーオフ圏内をキープしている。次節はアウェイでADセウタと対戦し、その後はカディス、ウエスカ、SDエイバルとの対戦が控えている。(via SPORT)
■【RCデポルティーボ・ラ・コルーニャ】
勝ち点68ポイントで現在3位につけており、プレーオフ進出圏内を堅持している。2026年に入ってからの19試合で勝ち点36を獲得し、リーグで3番目に成績の良いチームとなっている。次節はアウェイでカディスCFと対戦する。(via SPORT)
■【マラガCF】
スポルティング・ヒホンとの対戦を控える中、勝ち点63ポイントでプレーオフ圏内の6位をキープしている。フネス監督率いるチームは2026年に入ってから19試合で勝ち点37を獲得しており、さらにこの期間でリーグ最多となる40ゴールを記録するなど、圧倒的な攻撃力を誇っている。(via Estadio Deportivo) 残り試合の多くでライバルチームがアウェイ戦となる中、ホームのラ・ロサレダで戦えることは大きなアドバンテージとなる。(via SPORT)
■【SDエイバル】
現在勝ち点61ポイントで8位とプレーオフ圏外にいるものの、2026年の後半戦だけで見ると19試合で勝ち点40を獲得し、12勝4分とリーグで最も結果を残しているチームである。ベニャト・サン・ホセ監督のチームは、この期間わずか26得点と少ないゴール数ながらも、抜群の勝負強さで勝ち点を積み重ねている。次節はCDミランデスとの対戦が控えている。(via Estadio Deportivo)
■【SDウエスカ】
首位のレーシング・サンタンデールに敗れ、勝ち点36ポイントの19位と降格圏に沈んでいる。(via SPORT) 残留ラインのカディスまで勝ち点3差という厳しい状況にある。次節はレアル・ソシエダと対戦する。(via ElDesmarque)
■【クルトゥラル・レオネサ】
勝ち点33ポイントで最下位付近に沈んでおり、残り12ポイントの状況で絶望的な位置にいる。2026年に入ってからはわずか1勝しか挙げられていない。直近の試合ではアウェイでカディスから先制点を奪い、その後逆転を許したものの、最終的にアディショナルタイムで同点に追いついて2-2で引き分けた。(via ElDesmarque)
■【コルドバCF】
CDカステリョンを相手に勝利し、見事な5連勝を達成した。これで勝ち点を57ポイントに伸ばして9位に浮上し、プレーオフ争いに名乗りを上げている。次節はグラナダとの対戦が予定されている。(via SPORT)
■【UDラス・パルマス】
勝ち点66ポイントで4位につけ、プレーオフ圏内をがっちりとキープしている。新監督就任直後のカディスCFを下すなど安定した戦いを見せており、次節はFCアンドラと対戦する。(via SPORT)
■【ブルゴスCF】
勝ち点62ポイントで7位につけており、プレーオフ圏内まであと1ポイントに迫っている。次節は自動昇格を争う強豪UDアルメリアとの大一番に臨む。(via SPORT)
■【レアル・バリャドリード】
次節、ホームで降格の危機に瀕するレアル・サラゴサを迎え撃つ。サラゴサにとっては絶対に負けられない試合となるため、激しい戦いが予想される。(via SPORT)
■【FCアンドラ】
過去にカディスのホームで0-1と勝利を収めている。次節は上位のUDラス・パルマスと対戦する。(via SPORT)
■【スポルティング・ヒホン】
過去にカディスをホームで3-0と粉砕している。次節はアウェイで好調なマラガCFと対戦する。(via SPORT)
■【レガネス】
次節は首位を独走するレーシング・サンタンデールと対戦する。また、カディスCFの今後の対戦相手としても予定されている。(via SPORT)
■【ADセウタ】
次節、ホームで5位のCDカステリョンを迎え撃つ。(via SPORT)
■【グラナダ】
直近の試合でアウェイでレアル・サラゴサに勝利し、相手を絶望の淵に追いやった。次節は5連勝中で勢いに乗るコルドバCFと対戦する。(via ElDesmarque)
■【レアル・ソシエダ】
次節は、降格圏で苦しむSDウエスカと対戦する。(via SPORT)
【本日の総括】
自動昇格争いは首位レーシング・サンタンデールと2位アルメリアが盤丈の強さを発揮し、着実にポイントを積み上げている。一方のプレーオフ争いは熾烈を極め、デポルティーボ、ラス・パルマス、カステリョン、マラガが圏内をキープしているものの、ブルゴスやエイバル、そして5連勝で波に乗るコルドバがすぐ背後に迫っており、一つの勝敗で順位が大きく入れ替わる状況となっている。
降格争いはさらに悲惨な状況を呈している。残留ラインの39ポイントに位置するカディスは全く勝てない状況が続いており、これを36ポイントのウエスカとミランデス、35ポイントのサラゴサが追う展開。特にサラゴサはサポーターとの衝突やクラブ内部の不満が爆発寸前であり、精神的にも追い詰められている。残り4試合、下位チームにとってはビッグデータが示す高い降格確率を覆すための死闘が続く。

デスクコメント
戦術デスク
配置と起用法から読む
アルメリアの勝利は、相手のオウンゴールを誘発するセットプレーの精度と、相手のミスを突く決定力に支えられた。特に、相手のクリアミスから生まれた勝ち越し点は、試合の流れを決定づける要素となったと言える。ミランデスは粘り強く同点に追いつく場面もあったが、最終的には不運なオウンゴールが重くのしかかり、試合巧者ぶりを見せたアルメリアに軍配が上がった。自動昇格圏を維持する上で、ホームでの強さを継続できたことは大きい。
クラブ動向デスク
フロントとクラブの空気を追う
レーシング・サンタンデールが首位を独走する一方で、カディスCFの深刻な不振とそれに伴うフロントの不可解なSNS発信は、クラブ内の動揺を示唆している。監督交代が続く状況で結果が出ず、サポーターの不満も高まっている様子がうかがえる。一方、サラゴサでは選手がサポーターに直接訴えかける異例の決起集会が行われるなど、チームとファンが一体となって危機を乗り越えようとする動きも見られる。こうしたクラブの空気感が、今後の残留争いにどう影響するか注目したい。
移籍・契約デスク
契約・補強・登録を整理する
セグンダの昇格争いは熾烈を極めており、アルメリアのホーム8連勝は自動昇格への強い意志を感じさせる。一方、降格圏ではカディス、ウエスカ、ミランデス、サラゴサが勝ち点差わずかでひしめき合っており、残留争いの様相を呈している。特にサラゴサの降格確率の高さは、チーム編成や補強の判断が正しかったのかという問いを投げかける。残り試合での選手のパフォーマンスや、夏の移籍市場での動きが、来季の編成に大きく影響するだろう。