14番を纏うエースの躍進とルマルの台頭 アンセルミ監督の冷徹な戦術的選択

背番号9と10が影を潜める一方で、チームの攻撃陣を牽引しているのは異なる番号を背負う選手たちです。9番を辞退して彼女の誕生日に由来する背番号「14」を選んだフェル・ニーニョは、今季5ゴールを挙げてチームの絶対的エースとして輝きを放っています。FWのポジション争いではフェル・ニーニョとオソリオが明確な優先順位を確立しており、ポンセは第3の選択肢へと後退しています。

また、中盤のポジション争いにおいても戦術的な変化が影響を及ぼしています。ブライトンがロサリオ・セントラルから600万ユーロで獲得し、レスターやチェルシー、リーズを渡り歩いてきたファクンド・ブオナノッテに対し、後から加入した元フランス代表MFルマルがアンセルミ監督の求めるタスクに速やかに順応しました。プレッシングの強度や展開力で評価を高めたルマルがインサイドハーフの定位置を掴んだことで、ファクンド・ブオナノッテの立つ場所が失われています。クリスティアン・ブラガルニク会長率いるフロント陣は、過去にジョン・チェタウヤからフェデ・レドンドへ5番を譲り渡させたように背番号のステータスを重視する傾向にありますが、ピッチ上では指揮官による実力主義の選手起用が徹底されています。(via SPORT)