【前半の攻防
どんよりとした雲が垂れ込める空模様と同様、前半の立ち上がりは両チームともに重苦しい展開が続きました。お互いにビルドアップでのミスが目立ち、高い位置からのプレッシャーに苦戦。キーパーの足元の技術が試される冷や汗ものの場面が相次ぎました。デポルティーボのレオ・ロマンが相手のプレッシャーを前に自陣深くて危険なドリブルを仕掛ける場面があれば、レバンテの守護神ライアンもイェレマイ・エルナンデスの猛烈なプレスに奪われかけるシーンが見られました。
7分にはイェレマイが中央を切り裂いてファウルを獲得し、ルイスミ・クルスがFKを狙うも壁を直撃。19分にはレオ・ロマンのロングフィードからビル・ンソンゴが裏へ抜け出しかけましたが、ファーストタッチが大きくなりライアンに阻まれました。27分にはイェレマイが右サイドで相手DFマヌ・サンチェスに見事な股抜き(カニョ)を見せて場内を沸かせます。
前半で最大のハイライトとなったのは37分、レオ・ロマンのロングボールをビル・ンソンゴが競り合い、こぼれ球を拾ったジャコモ・クアリアータが左エリア角から鋭いボレーシュートを放った場面でした。美しい軌道を描いてゴール右隅を襲ったボールは、ライアンの決死のファインセーブにはじき出されました。直後の41分にはCBホセ・マリア・ヒメネスが自陣で痛恨のパスミスを犯し、相手のエンゾ・バルデリに決定的なシュートを打たれるも、レオ・ロマンが難なく防ぎ、こぼれ球からのFKも壁を越えて枠を外れ、前半は0-0で折り返しました。(via AS)