ウナイ・シモン
ウナイ・シモンは、スペイン代表のルイス・デ・ラ・フエンテ監督にとって不可欠な存在であり、ベルギー戦で2-1の勝利を収めるまで、W杯での無失点記録を649分間という長さで維持した。代表でのポジション争いについて彼は、控えに回っているジョアン・ガルシアとダビド・ラヤのレベルについて率直に語っている。『一つ言わせてもらうと、誰もが自分が生きている現実を意識しなければならないし、そこから個人として成長していくんだ。彼がラ・リーガで最高のGKであることは否定できない事実だと知っている。それを否定する人は、隠したいか、その現実を知らないかだ。ダビド・ラヤもプレミアリーグで最高のGKだと認めるよ。彼らが与えた賞だからじゃなく、彼が見せたパフォーマンスのおかげだ。僕には世界トップクラスの2人のチームメイトがいる。それがとても誇らしいし、彼らと競争するためにどのレベルにいないといけないか分かっているから、毎日もっと頑張ろうと思えるんだ』と敬意を表した。それぞれの長所については『それは言わないよ。それぞれに特徴がある。みんなどこが長所でどこが短所か分かっている。本当に大事なのは、全ての記録において8や9のレベルで、浮き沈みがないことだ。僕たち3人のGKは安定していると思う』と分析している。また、W杯準決勝フランス戦に向けてダラスで準備を進める中、PK戦への見解も明かした。『できれば90分で勝ち抜けたい。4-0でも7-8でも何でもいい。PK戦は好きじゃない。好きじゃないのと同時に、自信はすごくある。自分はPKの分析にちょっとクレイジーだと思っている。でも同時に宝くじだという確信もある。今まで見たことや感じたこと、選手を見てPKがどこに飛ぶか直感することはできる。でも、右に飛ぶと思っていても、試合のその瞬間に左に変えられることもある。もし方向が合っていれば止められると強く信じているし、もし止められなければ、止めるのが自分の責任だと思って自分に厳しくしている。でも、PK戦には行きたくない。宝くじだと分かっているから好きじゃない』と語った。ベルギー戦の終盤でボール出しにリスクを冒したことについては『やらなきゃいけないと思っているからやっている。ベルギー戦では、上にクリアすべきボールがあった。フランス戦でそういうプレーをしたら勝てない。前線の選手を走らせないといけない。もし自分たちが洗濯機を蹴るようなこと(ただ大きく蹴り出すこと)を始めたら... 昔ながらのやり方が必要な時もあるし、自分にもそういう要素はあると思っているけれど、それは減らして、いつ使うべきかを知らないといけない』と戦術的な意図を説明した。フランスの脅威であるムバッペとデンベレについては『デンベレは予測不可能だ。両足を同じように使うからね。キリアンは予測可能とは言わない。彼にはたくさんの引き出しがあるから。でもデンベレは両足で、エリアのどこからでもクロスやシュートなど、その引き出しを持っている』と警戒し、もし二人のうち一人が自分に向かって走ってきたら『前にディフェンダーがいてくれることを願うよ』と冗談交じりに語った。(via ElDesmarque)