前主将アリツ・エルストンドがギリシャのPAOKテッサロニキへ移籍

ここ数シーズン、レアル・ソシエダのキャプテンを務めていた32歳のDFアリツ・エルストンドが、ギリシャのPAOKテッサロニキと3年契約を結んだことが正式に発表された。

エルストンドは2014年のデビュー以来、12年間にわたってレアル・ソシエダに在籍し、公式戦通算313試合に出場した。その間、カルトゥハ・スタジアムで開催されたコパ・デル・レイ決勝で2度の優勝(直近は今年4月のアトレティコ・マドリード戦)を経験するなど、クラブの歴史に深く名を刻んだ象徴的な選手であった。

シーズン終了に伴いレアル・ソシエダとの契約が満了し、退団が決定していた彼には、1部昇格を果たしたマラガをはじめとするスペイン国内のクラブや、欧州の複数のクラブが経験豊富なディフェンダーとして熱視線を送っていた。その中で新天地にPAOKを選んだ背景には、かつてオサスナなどで指揮を執ったアレッシオ・リスチ監督の存在があった。スペインサッカーを熟知するイタリア人指揮官のリスチ監督が、対戦相手としてエルストンドの能力を高く評価しており、この獲得を強く熱望したことが決定打となった。

すでにPAOKのプレシーズンに合流しているエルストンドは、レアル・ソシエダ時代から愛着のある背番号「6」を引き続き着用してプレーする。PAOKは昨季のギリシャリーグで3位に入り、この夏はヨーロッパリーグの予選に挑む。ヨーロッパリーグの本戦から出場するレアル・ソシエダと、将来的にピッチ上で再会する可能性も残されている。長年尽くしたクラブのユニフォームを脱いだエルストンドの新たな挑戦が始まる。

(via Estadio Deportivo)