12分間の崩壊を徹底分析!指揮官が激怒した守備のマークミスとハビ・ガランを襲った不運なハンド判定の真相

素晴らしいパフォーマンスを見せていた前半から一転、51分のアロンソ退場をきっかけにセルタはわずか12分間で逆転を許すという悪夢に見舞われました。これにはクラウディオ・ヒラルデス監督も激しい怒りと不満を隠せませんでした。

特に指揮官を失望させたのは、キキ・バルハに決められた1-1の同点ゴールの場面です。

『あの同点に追いつかれた守備対応は本当に酷かった。それこそが、この試合で私が最も腹を立てているポイントです。エリア内では数的優位を作っていたにもかかわらず、手前のラウルに全員の注意が向いてしまい、逆サイドにいた相手のマークを完全に外してフリーにしてしまったのです』

さらに、チームの息の根を止めた2失点目のPK判定についても深い失望が残っています。交代カードを切り、システムを4-4-1へと変更してサイドを塞ぎ、クロスを未然に防ぐ守備体系に移行しようとしたまさにその瞬間、ハビ・ガランの手がボールに触れたとしてPKが与えられました。

しかし映像を確認すると、ボールはガランの胸に一度跳ね返ってから、不運にも手の部分に当たっています。普段、審判団の事前ルール説明会では、胸などの体に当たってから手に触れた場合は意図的ではないためペナルティにはならないと口酸っぱく教えられているはずのアクションでした。

主審は頑なに自らの判定を曲げず、VARの介入による修正もありませんでした。監督はこの状況を次のように嘆きました。

『交代を準備していた直前の決定的な場面で、あまりにも不運な形で2失点目を喫してしまいました。信じられないほど不条理でグレーな判定です。すべてが悪い方向へ転がってしまい、非常に暗い気持ちですが、これもフットボールの一部として受け入れるしかありません』

ただ、10人になった後のチームが見せた姿勢にはポジティブな要素もありました。システムを4-4-1に変更し、最後まで勇敢に戦った姿勢を指揮官は高く評価しています。

『1人少ない状況だったにもかかわらず、最後の20分から25分間は我々の方が相手より優れたパフォーマンスを見せていた。その点については非常に選手たちを誇りに思っています。前半についても、ゲームを完全に掌握していました。対戦相手のラミス監督は、昨シーズンは一度も採用したことがないような極端なミドル・ローブロックの5-4-1システムに変えて、我々に対抗してきました。相手がセルタを恐れて戦術をねじ曲げてきたのです』(via SPORT)