中盤で異次元の輝きを放つ超新星ミゲル・ロマンと、財政問題に揺れるイラ・モリバの複雑な去就事情

オサスナ戦の前半、セルタがピッチを完全に支配できた最大の要因は、中盤の絶対的な軸として君臨したミゲル・ロマンの存在でした。ゴンドマール出身の若きゲームメイカーは、ピッチ全体を俯瞰するような広い視野を持ち、一切ボールを無駄に保持することなく常にファーストタッチで最適なパスを供給し続けました。彼のゲームメイク能力は並外れており、今シーズン開幕からのパフォーマンスレベルは驚異的です。彼の進化に限界は見えません。

一方、その相棒を務めたイラ・モリバは、オサスナ戦で先発出場を飾り、アスパスの素晴らしい先制ゴールにつながる流れを生み出しました。モリバがヘディングでルーズボールを奪い、ミゲル・ロマンへ繋ぎ、そこからアスパスへのアシストパスが通るという見事なパスワークを見せたのです。

しかし、クラブの経営陣はモリバの売却を諦めていません。クラブ側は彼をこの夏に売却することで、昨夏に投じた資金を回収し、今季予想される1000万ユーロの赤字を埋め合わせ、さらにチーム内でも最高給の部類に入る彼の給与負担を削減したいという思惑を持っています。しかし、現時点で具体的な問い合わせはあるものの、クラブの期待に見合う正式なオファーは届いておらず、去就は依然として不透明なままです。(via SPORT)