バスク・ダービー戦術解剖!テルジッチ監督が仕掛けた狙い撃ちと後半の完璧な修正
2-1で制したレアル・ソシエダとのバスク・ダービーにおいて、テルジッチ監督が施した見事な戦術的アプローチと采配の詳細が明かされました。
立ち上がりの30分間、アスレティックは相手の守備の弱点を徹底的に突いて試合を支配しました。相手センターバックのヨン・マルティンが中盤へ釣り出される習性と、左サイドバックのセルヒオ・ゴメスが攻撃時に高く位置取る傾向を完璧に分析していたテルジッチ監督は、ボールを奪うやいなや、相手サイドバックの上がった広大な背後のスペースへロングボールを供給。ニコ・ウィリアムズが右サイドで起点を作りつつ、手薄になった中央のエリアを連続攻撃することで、序盤の圧倒的な優位を作り出しました。
前半終盤に相手の中盤でのパス回しから同点ゴールを許すと、テルジッチ監督は後半開始と同時にすぐさま対応策を講じました。従来の4-4-2の守備陣形を4-5-1へと変更し、ハイプレスの位置を下げて自陣中央のスペースを隙間なく埋めるブロックを形成。相手の中盤支配を完璧に遮断してサイドへ追い出すことで危険なパスコースを消し去り、そのままリードを守り切って勝利を確定させました。相手の戦術的変化を突いた立ち上がりの仕掛けと、リードを守るための後半の迅速なブロック変更という、指揮官の二重の采配が光った一戦となりました。(via NoticiasDeGipuzkoa)