CDテネリフェ&FCアンドラ

頭部激突事故による脳神経状態の悪化を経て、30歳の若さでこの世を去ったCDテネリフェのFWヘスス・デ・ミゲルの悲報は、スペインのみならず欧州サッカー界全体に深い悲哀をもたらしている。テネリフェの本拠地エスタディオ・ヘリオドロ・ロドリゲス・ロペスの9番ゲート前には、早朝から大勢のサポーターが集結した。

サポーターたちは花束、手書きのメッセージ、クラブカラーのタペストリー、そして無数のキャンドルを捧げ、涙を流しながら故人への最後の拍手を送った。UEFAもこの悲劇を受け止め、今節行われるチャンピオンズリーグをはじめとする欧州全大会の試合前に1分間の黙祷を捧げることを正式に決定した。(via SPORT)

FCアンドラ&CDカステリョン

ヘスス・デ・ミゲルの急逝を巡り、インターネット上では深刻な冤罪・人種差別被害が発生している。事故の当事者となったFCアンドラのGKヘスス・オウォノ(Jesús Owono)と名前が似ているというだけの理由で、全く無関係のミシェル・オウォノ(Michel Owono)のSNSアカウントに人種差別的な暴言や殺害予告を含む過激な脅迫メッセージが殺到した。ミシェル・オウォノは恐怖と深い精神的ショックからアカウントの閉鎖を余儀なくされている。

一方、警察当局はヘスス・デ・ミゲルの頭部激突から死亡に至る一連のアクシデントについて、刑事上の事件性の有無を確認するための正式な捜査に着手した。元同僚であるCDカステリョンのパブロ・エルナンデスは『言葉にならない。あまりにも早すぎる死だ』と悲痛な想いを語り、カナリア自治州のフェルナンド・クラビホ知事も『サッカーの試合で命を落とすようなことがあっては絶対にならない』と強い遺憾の意を示した。(via Esport3)