マラガCF

8年ぶり、実に3019日ぶりとなる、ホームスタジアム「エスタディオ・ラ・ロサレーダ」でのプリメーラ(1部)リーグのピッチ。スタジアムを埋め尽くした29,014人の熱狂的なサポーターは、キックオフの前から美しいチャントを歌い、まるでお祭りのような壮絶な雰囲気を作り出していました。試合はデポルティーボに先制を許す厳しい展開となりましたが、前半35分、左サイドのラフィータ選手がガッツあるルーズボールの競り合いを制してエリア内に侵入し、相手のヌビ選手に足元を引っかけられてPKを獲得。この日、34歳の誕生日を迎えたエースのチュペ選手が、プレッシャーに負けることなく正確にネットを揺らし、1-1の同点ゴールを叩き出しました。このゴールは、チュペ選手にとっても嬉しいプリメーラでの自身初得点となり、誕生日の夜を彩る最高のエモーショナルな結末となりました。(via Mundo Deportivo / MARCA / SPORT)

後半、ファン・フラン・フネス監督は、昨季の昇格の英雄であるダビド・ララビア選手を右サイドに投入。この変更によってマラガのポゼッションはさらに活性化し、終始試合の主導権を握って攻め立てました。しかし、後半75分に相手のビジャレス選手のパスミスを拾ったチュペ選手の完璧なヘディングシュートは、非情にもクロスバーを直撃して跳ね返り、さらに後半終わりにハイトム選手が放った美しい直接フリーキックはわずかにポストの右へと逸れ、あと一歩のところで逆転の3点目は奪えませんでした。(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)

また、後半65分、ジョアキン選手がペナルティエリア内で相手のシモ・ナバロ選手に激しく突き倒されたシーンに対し、主審のアルベローラ・ロハス氏やVARの審判陣が一切プレーを止めず無視した判定は、試合後に大きな波紋を広げました。この「腕が明らかに身体から離れた状態でディフェンダーが押し倒した」場面は、前日にアトレティコのル・ノルマン選手が一発退場・PKを与えられたファールと全く同質のシチュエーションでした。フネス監督は記者会見で、皮肉を込めて以下のように語り、審判への深い不満を露わにしました。『あの場面は間違いなくファールだったが、笛が吹かれなかったのだから、私たちの世界においてはPKではないということだ。ただ、もし昨日退場になったアトレティコのル・ノルマンがこのアルベローラ・ロハス主審の下でプレーしていれば、退場にならずに済んだから、きっと彼も喜んでいたことだろうね』。(via ElDesmarque / SPORT)

アトレティコ・マドリード

アトレティコ・マドリードを揺るがしているアルゼンチン代表FWジュリアン・アルバレス選手を巡る移籍劇は、月曜日の朝に入ってさらにエスカレートしています。ビジャレアル戦においてアトレティコのサポーターから鼓膜を引き裂くような大ブーイングを浴び、うつむきながらロッカールームへ姿を消した「蜘蛛」ですが、SNS上でバルサのサポーターが投稿した『バルサのユニフォームを着用して代名詞のクモポーズを決めるジュリアンのコラージュ動画』に対し、ジュリアンの本物の公式認証アカウントが「いいね!」を押したことが発覚しました。このバルサ愛を暗に示す決定的な合図(guiño)は、世界中のファンの間で急速に拡散されました。さらに、バルセロナの幹線道路ロンダ・デ・ダルトにおいて、すでに背番号「9」と「J. ÁLVAREZ」の名前がプリントされたバルサの今季ユニフォームを着てバイクに乗るサポーターの写真が、ジャーナリストのジョルディ・エボラ氏によって激写され、『これはPhotoshopでもAIでもない、今さっきバルセロナの路上で見かけた本物の写真だ。気が早すぎる行動か、それとも未来への予言か?』とXに投稿されてネット上で大バズりする事態となっています。(via Mundo Deportivo / Estadio Deportivo)

これに対し、アトレティコのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンCEOは、『バルセロナを直接のライバルとみなしており、彼らの資金不足の交渉に付き合う意思は一切ない。違約金である5億ユーロを支払わない限り、バルサへの売却を認めることは100パーセントあり得ない』と激怒し、交渉の扉を完全に閉鎖しています。その代わり、アトレティコはイングランドのアーセナルへの売却は認める方針ですが、ジュリアン選手自身は『イングランドには二度と戻らない。両親のビザやイギリスの複雑な居住ドキュメントの問題もあり、私の唯一の目的はバルセロナへ行くことだ』と、ロンドン行きを断固拒否しています。(via Estadio Deportivo / SPORT)

スポーツディレクターのメテ・アレマニー氏は、ジュリアンが残留して戦力として機能しない場合の備えとして、チェルシーで完全に構想外となっているセネガル代表FWニコラス・ジャクソン選手の買い取りオプション付き期限付き移籍、またはアル・ヒラルで活躍する18歳のフランス・モロッコ二重国籍アタッカー、カデル・メイテ選手(1年前にレンヌから3000万ユーロでアラビアへ移籍した俊英)の獲得に向けてアプローチを開始しました。また、左サイドバックのグリマルド選手のバックアップとして、かつてカンテラに所属し現在はユヴェントスでプレーする24歳のアルゼンチン人DFニコ・ゴンサレス選手の復帰を狙っています。しかし、これらの補強オペレーションは、現在アトレティコが抱えている4人の放出対象(トマ・レマル、オベド・バルガス、ホセ・マリア・ヒメネス、カルロス・マルティン)の売却による給与枠の整理が進ない限り、ラ・リーガのサラリーキャップの厳格なルールの関係により、一切進めることができないという深刻なジレンマに直面しています。(via ElDesmarque / SPORT / Marca)