キケ・セティエンの独白2
キケ・セティエンは同番組内で、ベティスのレジェンドであるホアキン・サンチェスとの忘れられない規律を巡るエピソードを明かしました。
就任して1ヶ月ほどが経過した頃、ホアキンが寝坊をして練習に遅刻してきたことがあったといいます。キケ・セティエンはすぐにホアキンを呼び出し、『ここで遅刻が許されない唯一の人間はお前だ。お前はこのクラブの象徴であり、全員の模範とならなければならない。遅刻して練習に来ないのはあるべき姿ではない。今すぐロッカールームへ行き、仲間全員に謝罪した上で、全員に食事をご馳走しろ』と命じました。
クラブの絶対的スターであったホアキンでしたが、偉そうな態度をとるどころか素直に自分の過ちを認め、ロッカールームでチームメイトに謝罪し、約束通り全員を食事に招待したといいます。キケ・セティエンは『これは単にピッチでプレーするだけでなく、心から愛するクラブを助けようとする真のコミットメントを持った青年の素晴らしい一例だ』とホアキンの人間性とプロ意識を絶賛しました。 (via Estadio Deportivo)
キケ・セティエンの独白3
さらにキケ・セティエンは、2019年秋にベティスへ電撃復帰する寸前まで行っていたという驚きの裏話を暴露しました。
キケ・セティエンの退任後に就任したルビ監督が成績不振で解任の危機に瀕していた2019年11月頃、ベティス経営陣はキケ・セティエンの再招聘に向けて極秘に交渉を進めていました。セティエン本人も『12月にベティスへ戻ることにかなり近づいていた』と認めています。
しかし、解任寸前と見られていたルビ率いるチームは、バレンシア戦でセルヒオ・カナレスが試合終了直前に劇的な決勝ゴールを叩き込んで2-1で勝利。この劇的勝利によってルビ監督の続投が決まり、キケ・セティエンのベティス復帰話は立ち消えとなりました。その直後、失意のキケ・セティエンのもとにバルセロナからのオファーが届くこととなりました。かつての教え子カナーレスの1本のゴールが、クラブと指揮官の運命を大きく変えた瞬間でした。 (via ElDesmarque)