イケル・ベニートのメキシコ1部ケレタロへの完全移籍合意

✈️ オサスナは、下部組織出身の24歳の右ウインガー、イケル・ベニートをメキシコ1部のケレタロFCへ完全移籍させることで公式に合意に達しました。

この取引により、オサスナはベニートの選手権利の50パーセントを売却し、移籍金として60万ドル(約50万ユーロ超)を受け取ります。さらに、ケレタロ側は2027年8月31日までの期間において、追加で30パーセントの権利を買い取るオプションを保有しています。また、オサスナは将来ベニートが他のクラブへ移籍する際に、同額のオファーで引き留めることができる優先交渉権を確保しており、将来的な彼の去就に対して関与できる能力をしっかりと留保しています。

2002年8月10日にミランダ・デ・エブロで生まれたイケル・ベニートは、2018年にオサスナの誇る下部組織タホナルに加入しました。その後、フベニール・リーガ・ナシオナル、フベニール・ディビシオン・デ・オノール、そしてBチームであるオサスナ・プロメサスと順調にステップアップを果たし、2021/2022シーズンに念願のトップチームデビューを飾りました。

これまでのキャリアの中で、膝の前十字靭帯断裂という極めて深刻な重傷を乗り越えながら、オサスナのトップチームで公式戦19試合に出場し、2ゴールを記録しています。出場機会にはあまり恵まれなかったものの、クラブは公式声明を通じて彼のこれまでの貢献に対し、

『クラブは彼のプロフェッショナリズムと、オサスナに所属したすべてのシーズンにおける素晴らしい振る舞いに、心から感謝の意を表します。同時に、イケル・ベニートが挑戦する新たなプロの舞台での成功と、最大の幸運を祈っています』

と、温かい別れの言葉を贈りました。(via Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)

本拠地バライードスの芝生真菌被害によるセルタ戦の延期とラ・リーガへの怒りの猛抗議声明

🚨 ラ・リーガ開幕戦として予定されていたアウェイでのセルタ・デ・ビーゴ戦(当初は8月16日日曜日の21:30キックオフ予定)が、急遽延期されることが決定しました。延期の直接的な原因は、対戦相手の本拠地バライードスにおいて、ピッチの芝生が真菌による深刻な感染被害に遭ったことです。セルタ側は応急処置や治療を施したものの、ガリシア地方南部を襲った記録的な猛暑が災いし、芝生に深刻な悪影響をもたらして試合が開催不可能なピッチ状況に陥りました。

これに伴い、ラ・リーガは新たな試合日程を8月27日木曜日の20:30に設定しました。しかし、この一方的な日程変更に対し、オサスナはクラブの公式チャンネルを通じて『絶対的な不同意』を表明し、ラ・リーガおよびスペインサッカー連盟(RFEF)の傲慢な意思決定プロセスを強烈なトーンで告発する抗議声明を発表しました。

オサスナ側は、ピッチの病気という不可抗力による延期自体についてはセルタの苦境や努力を十分に理解していると認めたものの、その後のリーグ側の対応については全く受け入れられないと非難しています。

オサスナとセルタは事前に緊密に連絡を取り合っており、過密日程を避けて選手たちの体力を考慮し、負傷のリスクが最も高まる開幕期のスケジュールを保護するために、9月の代表ウィーク期間中である9月24日または25日に代替試合を開催することでお互いに完全に合意に達していました。

しかし、ラ・リーガと連盟はこの2つのクラブ間の事前の紳士協定を完全に無視し、一方的な決定を下しました。これにより、オサスナは8月24日月曜日にホームでのレバンテ戦を戦い、そこからわずか中2日という不条理なスケジュールで長距離移動を伴うビーゴでのセルタ戦を強制されることになりました。オサスナはせめてレバンテ戦の日程を少し前倒しして休養日を確保するよう懇願したものの、リーグ側はその要求すら一顧だにせず却下しました。

公式フライトの出発を48時間後に控え、すでに移動計画をすべて完了していた段階での突然の変更だったこともあり、オサスナは声明において、

『今回の独裁的でプロ意識を欠いた不条理なカレンダー変更は、最も実害のない形で合意していたクラブ間の努力を完全に踏みにじるものであり、到底許しがたい不当な暴挙だ』

と激怒。そして、声明の最後にはリーグの有名なブランドスローガンをもじって、

『確かに、これはフットボールではない、ラ・リーガだ』

という、皮肉に満ちた最も強烈な言葉で締めくくり、リーグ運営側の無計画さと傲慢さへの不信感を露わにしました。(via Mundo Deportivo / Esport3 / ElDesmarque)

セルタ戦延期に伴うタホナルでのアレーナス・クラブとの急造親善試合の開催

⚽ 開幕戦が突如として延期となったことで生じた空白の週末を埋め、選手たちの実戦感覚やコンディションを維持するため、オサスナは8月15日土曜日の11:30より、練習場であるタホナルにおいてアレーナス・クラブとの親善試合を急遽行うことを決定しました。

この急なスケジュール変更に対し、クラブは常に熱心なサポートを続けるソシオ(会員)やファンを大切にするため、無料でのスタジアム観戦を提供。ソシオやファンは、クラブの専用会員エリアを通じて金曜日の午前11:00から土曜日の午前10:00までの期間、先着順で無料チケットをオンラインで取得することが認められました。

開幕戦の延期というリーグ側の不手際によってスケジュールをめちゃくちゃにされたものの、クラブはこれを前向きなテストマッチの機会へと切り替え、ホームのファンの前でチームの最終調整を行うことで、翌週の本格的な開幕に向けたモチベーションを高めています。(via Mundo Deportivo)

ワールドカップの影響によるラ・リーガ開幕節の相次ぐ延期ドミノの背景

🏟️ 実は、今週末に行われる予定だったラ・リーガの開幕節において、延期を余儀なくされたのはオサスナ対セルタ戦だけではありません。バレンシア対レアル・ベティス、レアル・マドリード対レアル・ソシエダ、そしてバルセロナ対アスレティック・ビルバオの3試合も、すでに延期が公式に決定しています。

これらの試合が延期された理由は、今夏に開催されたワールドカップにあります。延期措置が取られたクラブのいずれかにおいて、ワールドカップで準決勝以上に進出して激闘を繰い広げた代表選手が少なくとも1名以上所属しており、彼らに対して規約で定められた最低限の休暇(バカンス)期間と、プレシーズンにおける適切なトレーニング準備期間を確保するための措置として、あらかじめ開幕戦の先送りが決定されていました。

これにより、ただでさえ変則的なスタートを強いられていた新シーズンのリーグ戦でしたが、オサスナの試合は芝生の病気というピッチ外の突発的なアクシデントによってさらにカレンダーが過密化することになり、開幕直後からリーグ全体に大きな混乱と対立の影を落としています。(via Esport3)

【本日の総括】

オサスナは、本拠地バライードスの芝生真菌被害というピッチ外のアクシデントにより、開幕セルタ戦の急な延期という洗礼を受けることになりました。

クラブとセルタ側の事前合意を完全に黙殺し、わずか中2日での移動と試合を強制したラ・リーガの一方的な日程決定に対し、クラブは怒りの声明を発表して徹底抗戦の構えを見せています。

ピッチ外ではイケル・ベニートのメキシコ売却による資金確保など新シーズンに向けたスカッド整理を進める中、この週末の空白はタホナルでのアレーナス・クラブとの急造親善試合によってゲームコンディションを維持する構えです。理不尽なカレンダー変更という逆境を跳ね返し、来たるレバンテ戦からの本格的な船出に向けて、チームの勝負強さと結束力が厳しく問われます。