VARの波紋と幻の追加点
前半終了直前の44分、スタジアムが沸き立つ見事な連携から幻のゴールが生まれ、判定を巡って大きな議論が巻き起こりました。マルコス・ジョレンテが右サイドを力強く突破してペナルティエリア内に侵入し、ジュリアーノ・シメオネを経由してパブロ・バリオスがペナルティエリア内のジョニー・カルドーソへラストパス。カルドーゾは右足ダイレクトでゴール右隅へ完璧なミドルシュートを叩き込み、2-0とリードを広げたかに思われました。
しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入により、スウェーデン人のグレン・ニベリ主審がオンフィールドレビューを実施。マルコス・ジョレンテが突破の際に相手選手と接触して体勢を崩した際、ボールが腕にわずかに触れていたとして、ハンドの判定でゴールが取り消されました。ジョレンテ自身も故意ではない接触に困惑を隠せない様子でした。
この判定に対し、シメオネ監督は試合後に『ルールの解釈が本当に難しい。だが審判がそう判断した以上、受け入れるしかない。議論しても何も変わらない』と憤りを押し殺しながら語りました。また、番組内で解説を務めた元国際審判員のアントニオ・マテウ・ラオス氏は『こんな判定でゴールを取り消すなんて正気の沙汰ではない。走っている最中に腕を体に密着させること自体が不自然だ。競技規則への冒涜だ』と猛烈に批判。解説者のマリオ・スアレス氏も『あのゴールを取り消す判断こそが最も不自然だ』と同調し、審判団の対応に強い不満を示しました。(via ElDesmarque)