前半終了間際の1分間に喫した悪夢の2失点と勝ち点2を逃した後半の猛攻

⚠️ 2点のリードを奪い完璧な試合運びを見せていたラシンでしたが、前半終了のホイッスルが目前に迫った時間帯に、1部リーグの厳しさを痛感する悪夢のような展開が待っていました。

前半終了間際のわずか1分間という短い時間の中で、ビジャレアルの圧倒的な攻撃陣の餌食となりました。まずはパペ・ゲイ、続いてニコラ・ペペの2人に、相次いでペナルティエリア外からの極めて鋭い遠距離シュート(ロングシュート)をゴールへと叩き込まれ、一瞬の隙から2-2の同点に追いつかれてハーフタイムへ突入。前半だけで凄まじい展開の速さと激しい攻防が繰り広げられた試合となりました。

後半に入ると、ラシンは再び攻勢を強めてギアを上げ、ビジャレアルを自陣エリア内に完全に押し込みました。一時はビジャレアルのディフェンス陣を引き裂き、勝ち越しゴールまであと一歩のところまで迫りました。相手のイニゴ・ペレス監督は、劣勢を打開するためにジェラール・モレノ、ブキャナン、マシアの3選手を同時にピッチへ送り込み、フィジカル面の強度を調整。これによりゲームは非常に拮抗した戦いとなり、終盤は激しい攻防や選手交代の応酬で時計の針が進みました。

結果的に2-2のドローに終わり、ラシンにとっては手中に収めかけていた勝ち点2を逃したような悔しさが残り、ビジャレアルにとっては敵地で辛うじて勝ち点1を拾ったような開幕戦となりましたが、両チームが披露したアグレッシブなプレースタイルは、今シーズンのラ・リーガにおいて最も魅力的なチームの戦いになることを確信させるに十分なものでした。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

14年ぶりにラ・リーガ1部の舞台へ戻ってきたラシン・サンタンデールは、満員のエル・サルディネロで強豪ビジャレアルを一時2-0と圧倒し、最高の帰還をアピールしました。終了間際の一瞬の隙から2-2の引き分けに持ち込まれ、勝ち点2を惜しくも逃す形にはなったものの、昇格組とは思えない攻撃の破壊力と熱狂的なサポーターの団結力を世界に示し、今後のコンペティティブな躍進を予感させる素晴らしい初戦となりました。