データが示すムバッペの不振

昨シーズンは44ゴール、今シーズンは41ゴールを記録しているムバッペだが、2026年に入ってからは膝の怪我や、クラブの医療サービスへの不信感からフランスへ治療に向かうなどの騒動が重なり、最高のパフォーマンスを見せていない。その結果、レアル・マドリードはスーペルコパ・デ・エスパーニャとコパ・デル・レイのタイトルを既に失っている。さらに衝撃的なのは、彼の不在時よりも、彼がピッチに立っている時の方がチームの成績が悪化しているというデータである。

ムバッペが先発した最近の6試合では、2-1で勝利したアラベス戦の1勝のみであり、バイエルンとのチャンピオンズリーグ準々決勝2試合とマジョルカ戦で3敗、ジローナ戦とベティス戦で2引き分けとなっている。バイエルン戦では2ゴールを挙げたものの、チームを勝利に導けなかった。対照的に、彼が怪我で先発を外れたり、終盤からの出場にとどまった8試合では7勝を記録している。チャンピオンズリーグではベンフィカ戦、そしてわずか21分の出場だったマンチェスター・シティとの2試合で3勝。リーグ戦でもセルタ、エルチェ、アトレティコ・マドリード、エスパニョールを相手に4勝を挙げた。背番号10番なしでの唯一の敗北は、彼が負傷した初戦のヘタフェ戦のみである。合計で、彼が先発した最近の試合では6戦1勝、先発しなかったかベンチから終盤に出場した試合では8戦7勝。この明暗が分かれるデータはマドリディスモを困惑させており、ムバッペ、ヴィニシウス、ベリンガムのトリオが機能していないという事実を浮き彫りにしている。

(via MARCA)