走行距離で6kmの差 リヨン戦のスタッツが明かすフィジカル面とゲデスの課題

リヨン戦の1-1という不完全燃焼のドローについて、UEFA公式スタッツを詳細に紐解くと、ソシエダが抱える明確な課題と構造的な問題が浮かび上がってきます。試合全体のデータを見ると、ボール保持率はリヨンの52%に対しソシエダは48%、シュート数は12本対11本、パス成功数は429本(精度85%)対372本(精度83%)と、ほぼ全てのスタッツでリヨンがわずかに上回っていました。📈

特に顕著な違いが現れたのが総走行距離のデータです。リヨンチーム全体が115.1kmを走破したのに対し、ソシエダは109.0kmにとどまり、実に「6km」もの走行距離の差をつけられていました。欧州の舞台で長年指摘されているフィジカル強度とコンディショニングの差が、前後半の終盤におけるチームの疲労感と運動量低下として色濃く反映された形です。また、ペレグリーノ・マタラッツォ監督がハーフタイムでの負傷交代(サールからホン・マルティン)以外、78分まで交代カードを切らず、最終的に1枠を残した采配も議論を呼んでいます。🏃‍♂️

さらに深刻なのが個人パフォーマンスの格差です。守備陣ではアラムブル、サール、ズベルディアが高評価を獲得した一方で、前線の攻撃陣は軒並み不振に陥りました。とりわけウイングで先発したゴンサロ・ゲデスは、パス成功率がわずか「57%」と低迷し、90分間で「12回」のボールロストを記録。得意のドリブル突破も成功「0回」と相手の脅威になれず、攻撃のブレーキとなってしまいました。昨季もエンジンがかかるまでに時間を要したゲデスですが、チームが浮上するためには一刻も早い復調が求められています。⚡️ (via Diario Vasco)