レアル・マドリード会長選、郵便投票を巡るリケルメ陣営の奇策と舌戦
20年ぶりに対立候補が出馬したレアル・マドリードの会長選挙が熱を帯びている。フロレンティーノ・ペレス会長と対峙するエンリケ・リケルメ候補は、ソシオの投票率を上げるために驚きの奇策に打って出た。
選挙当日の6月7日は、ローマ教皇レオン14世の首都訪問と重なり、交通規制等でバルデベバスの投票所へのアクセスが困難になることが予想されている。そのため郵便投票の需要が高まっているが、選挙管理委員会の規定により、郵便投票は公証人の面前で身分確認を行い公正証書を作成する必要があり、ソシオは事前の予約と約100ユーロの費用を負担しなければならない。この不満をチャンスと見たリケルメ陣営は、自身の選挙事務所に公証人を常駐させ、ソシオが無料で郵便投票の手続きを行えるサービスを提供し始めた。
一方、両陣営のメディアを通じた舌戦も激化している。フロレンティーノ・ペレスはテレビ番組でリケルメの側近であるアナス・ラグラーリを『私の友人でありビジネスパートナーの息子だが、彼はサッカーのことは何も知らない』と一蹴。さらにリケルメ陣営を、ラモン・カルデロン元会長が率いた『クラブの最も不吉な時代』と結びつけて批判した。
これに対し、名指しされたラモン・カルデロン元会長はSNSで猛反発し、『彼のプロジェクトの最も重要な部分が私を攻撃することに基づいているなら、彼には提供できるものがほとんどなく、私たちが思っていた以上にボケているということだ』『傲慢で不器用で、討論会から逃げている。かつて初めての選挙でラモン・メンドーサに赤っ恥をかかされたトラウマがあるからだ』『投票用紙の代わりにピストルを持って投票所に行けとソシオをそそそのかすような、これ以上恥ずかしい会長は歴史上存在しない』と痛烈な言葉でペレス会長を非難した。
(via SPORT)
アスレティックのユニフォームに政治問題勃発、UPNが連盟に提訴
アスレティック・クラブの来シーズン用新ユニフォームのデザインが、思わぬ政治問題に発展している。サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦で初披露されたカストーレ社製の新キットには、首の後ろに「エウスカル・エリア(バスク国)」の地図が描かれている。
これに対し、ナバラ州の地域政党であるUPN(ナバラ県民連合)が激しく反発し、スペインサッカー連盟(RFEF)のプロ競技委員会に公式に提訴した。UPNのクリスティナ・イバロラ代表は、この地図にナバラ州が含まれていることを問題視し、IFAB(国際サッカー評議会)が定める競技規則第4条5項「用具に政治的・宗教的・個人的なスローガンやメッセージ、画像を含めてはならない」という規定や、RFEFの大会規則に明確に違反していると主張している。
UPNは事前にアスレティック・クラブに対してこのシンボルの撤回を求める正式な要請を行っていたが、クラブ側から何の対応もなかったため、今回の法的措置に踏み切った。一方のアスレティック側は、この抗議に屈する姿勢を全く見せず、『私たちのアイデンティティに対する誇り』として、引き続きこの地図が描かれたユニフォームを使用する方針を貫いている。
(via ElDesmarque)
ニコ・ウィリアムズ、ファンへの謝罪と新監督への期待を語る
アスレティック・クラブのニコ・ウィリアムズは、度重なる恥骨炎や筋肉の負傷によりシーズン終盤の重要な試合を欠場したことについて、ビルバオのレカルデ地区で行われたストリートサッカー大会のイベントで、ファンに向けて率直な思いと謝罪の言葉を口にした。
『チームの重要な試合にいられなくて、僕自身が一番心を痛めている。ファンはいつも愛情を示してくれたのに、恥骨炎のせいでシーズンを通して重要な試合に出られなかったことは本当に最悪だった。この状況について謝罪したいし、来シーズンはもっと良くなることを願っている』と胸の内を明かした。
W杯に向けての自身のコンディションについては、『かなり良くなっている。最初の試合には間に合わないかもしれないが、毎日、毎週の評価になる。代表の医師に診てもらい、できるだけ早く万全の状態になりたい』と焦らず調整を進める意向を示しつつ、『絶対にレギュラーというわけではないから、自分が何ができるかを証明したい』と意気込んだ。
また、新たにアスレティックの指揮を執るエディン・テルジッチ新監督については、『新しい監督が何を教えてくれるのか、とてもワクワクしているし、早く彼に会いたい。アスレティックをふさわしい場所に導いてほしい』と期待を寄せた。
(via MARCA)