監督人事
⚽ エデル・サラビア監督が契約を1年残しながらも、苦しみ抜いた末の残留決定後に突如退任しました。これにより、クリスティアン・ブラガルニク・オーナーをはじめ、ホセ・アントニオ・コントレラス率いるスポーツ部門は、来季2026-2027シーズンに向けたプロジェクトの第一の礎となる新監督探しという、最優先かつ困難な課題に直面しています。クラブは、サラビア監督が見せていた勇敢で攻撃的なサッカースタイルを継承できる人物を探し求めています。(via SPORT) (via ElDesmarque)
新監督候補4名
📋 現在、4人の名前が新監督候補として挙がっています。大本命とされているのが、コルドバCFを率いるイバン・アニアです。彼の攻撃的なスタイルはエルチェのアイデンティティに完璧に合致しており、スポーツ部門も高く評価しています。クラブは彼の違約金を支払う準備もあるとされています。レアル・オビエドも昇格プロジェクトのために彼に接触しましたが、最終的に他の選択肢を選びました。しかし、アニア本人は記者会見で『私の契約状況は皆さんが知っている通りです。それ以上言うことはありません。契約はあと1年残っており、状況は明らかです』と語り、コルドバへの忠誠を強調しています。
2人目はシャビエル・ガルシア・ピミエンタです。バルセロナのラ・マシア出身であり、戦術的な継続性という点では最適な選択肢です。1年以上前にセビージャを解任されて以来フリーであるものの、経済的な要求が高くなる可能性があります。
3人目はアレッシオ・リスチです。大会終盤に苦しみながらも、最終節でオサスナを残留に導き退任したばかりです。状況への適応力が高いイタリア人指導者ですが、エルチェが求める極端な攻撃的スタイルとは異なるため、それが就任に有利に働くとは限りません。
最後はアルゼンチンの伝説的ストライカー、エルナン・クレスポです。ラシン・クルブがサンパウロでの任期後に彼を調査していましたが、すでに諦めています。イタリア、カタール、アルゼンチン、ブラジルでの指揮経験があり、ブラガルニク・オーナーとの親密な友情を頼りにスペインに飛躍する可能性があります。過去にもダリオ・ベネデットやハビエル・パストーレを獲得し、セバスティアン・ベッカセッセを招聘したオーナーの手法を考えれば、十分にあり得る選択肢です。(via ElDesmarque)
補強動向
🏃 新監督選びと並行して、選手の補強の動きも進んでいます。エルチェが再び獲得に動いているのが、アストン・ヴィラに所属する23歳の右ラテラル、アンドレス・ガルシアです。冬の移籍市場でも長期離脱したエクトル・フォルトの代役として獲得を打診しましたが、その時は断られていました。
しかし5ヶ月が経過し状況は変化しました。2025年1月にレバンテから700万ユーロで加入したものの、マティ・キャッシュという強力なライバルの存在や筋肉系の怪我により、公式戦わずか8試合(プレミアリーグ6試合、ヨーロッパリーグ1試合、FAカップ1試合)の合計109分の出場にとどまりました。そのため、ウナイ・エメリ監督は彼をレンタルで放出することに同意しており、アストン・ヴィラはすでに選手に興味を持つクラブと交渉する許可を与えています。エルチェはまだ正式なオファーは出していないものの、すでに状況を問い合わせています。(via SPORT) (via Estadio Deportivo)
補強の壁
🛡️ アンドレス・ガルシアの獲得にはいくつかの障壁があります。まず、地元への帰還となるバレンシアや、イタリアの複数のクラブ、さらには欧州カップ戦に出場する海外クラブも彼に興味を示しており、争奪戦は避けられません。アストン・ヴィラは買い取りオプションを付ける用意もありますが、契約が2029年まで残っているため安価にはなりません。また、アストン・ヴィラは8月上旬にUEFAスーパーカップを控えており、代表選手の合流遅れなどを考慮して、夏の早い段階での放出を渋る可能性があります。
さらに、エルチェ自身も新監督が決まっていない不確実な状況がネックとなっています。選手側は決断を急いではおらず、プレシーズンが始まる前の7月中には将来を決めたい意向ですが、新監督の戦術や、同じポジションのブバ・サンガレをエルチェが買い取るかどうかが、彼の決断に大きく影響します。
それでもエルチェは、身長185cmで足元に優れ、2024-2025シーズンの前半戦にレバンテで3ゴール3アシストを記録した彼の能力を高く評価しています。新しいコーチングスタッフへの適応、彼の地元であるバレンシア県に近い環境、そしてプリメーラで初のレギュラー定着という魅力を武器に、説得を試みています。(via SPORT) (via Estadio Deportivo)
【本日の総括】
エデル・サラビア監督の電撃退任により、エルチェCFは来季に向けた新監督選びが急務となっています。イバン・アニアを大本命としつつ、クレスポら4名がリストアップされています。補強面ではアストン・ヴィラのアンドレス・ガルシアのレンタル獲得を再打診していますが、他クラブとの競合や監督不在という不確実性が交渉の壁となっています。