レアル・ベティス

今夏10年ぶりにレアル・ベティスへの復帰を果たしたダニ・セバジョスがインタビューに応じ、長年の交渉の末に実現した移籍の全貌を明かした。セバージョスは『過去にはサポーターとの間に距離ができる瞬間もあったが、お互いに歩み寄ることができた。復帰の最大のキーマンはマヌ・ファハルドSDだ。彼は何年も前から私に寄り添い、自らの手で私をベティスへ連れ戻すことが悲願だと熱く語ってくれた』と告白。さらに『レアル・マドリードで勝ち取った無数のタイトルを犠牲にしてでも、ベティスで1つのタイトルを獲得したい。特にコパ・デル・レイ制覇は現実的な夢だ』と強い情熱を露わにし、PSGで活躍するファビアン・ルイスについても『いつか彼も地元や家族の近くへ戻りたがるはずだ。数年後にベティスへ復帰してくれたら素晴らしい』と期待を寄せた (via ElDesmarque)。

負傷からの完全復活を目指すイスコも取材に応じ、かつてレアル・マドリードで共に戦ったセバージョスの加入を『ボールに恐怖を感じない圧巻のクオリティを持つ選手。ベティスは彼が本来の輝きを取り戻す最高の場所であり、必ずチームの推進力になる』と絶賛した。さらに、契約問題が取り沙汰されるマヌエル・ペジェグリーニ監督について『ペジェグリーニ抜きのベティスなど想像もつかない。6年連続で欧州カップ戦出場権をもたらした功績は絶大であり、彼の存在なくしてクラブの成長はなかった』と断言し、サポーターの間で自然発生している「マヌエル・ペレグリーニ 2030」の続投運動を全面的に支持した (via MARCA)。

対照的に、今年1月に200万ユーロで獲得されたアルバロ・フィダルゴは苦境に立たされている。セバージョスやファクンド・ベルナルの加入、デオッサの台頭により今季の出場時間がわずか60分(3試合)にとどまり、市場価値は今年3月の1000万ユーロから半減して500万ユーロまで暴落した。フィダルゴ本人は『1月に父親になる。豪華な中盤のライバルから学び、諦めずに定位置を争う』と留まる意思を示しているものの、クラブ側は資金回収のために1月の移籍市場で売却に踏み切る可能性が高まっている (via Estadio Deportivo)。

さらに、マヌ・ファハルドSDは番組内でペジェグリーニ監督との契約延長交渉について『現在は完全に凍結している。新シーズンが始まったばかりであり、焦って進める段階ではない』と明かした。また、クラブの財務モデル維持のためにトロイ・パロットらの売却益(プラスバリア)創出が必要不可欠であると言及。一方で、チリ代表監督の招へい候補としてペジェグリーニ以外にも、元セビージャ指揮官で現カタール代表のジュレン・ロペテギへ連盟から打診が行われたことが判明した (via MARCA / Estadio Deportivo)。

セビージャFC

今季開幕から7試合連続で先発出場を果たし、2ゴールを挙げている22歳の新星FWミゲル・シエラが、急激な評価の高まりについて胸中を語った。市場価値が3000万ユーロから一気に700万ユーロへと大跳ね上がったミゲル・シエラは、『今季開幕前、ルイス・ガルシア・プラサ監督から「残れるかは分からないが君を頼りにしている。自分のために準備を続けろ」と声をかけられていた。その言葉を信じて努力してきた結果だ』と明かした。負傷中のルベン・バルガスとの定位置争いを歓迎しつつ、2029年までの契約と2000万ユーロの契約解除金に関しては『自分はセビージャで結果を出すことだけに集中している』と真摯に語った (via MARCA)。

また、アトレティコ・マドリードのディエゴ・シメオネ監督が、1992-93シーズンにセビージャを指揮した恩師カルロス・ビラルドのドキュメンタリー映画『Los muchachos de Bilardo』の映像内で熱い思いを告白。『これまで出会った指導者の中で、選手としての自分に最も強烈な影響を与えたのは間違いなくビラルドだ。彼がくれた戦術や執念という武器が、監督としての今の私を形作っている』とセビージャ時代の知られざる絆を回顧した (via Estadio Deportivo)。

なお、スカッドの市場価値改定では、スコットランド人FWロビー・ウーアが500万ユーロから700万ユーロへ数値を伸ばし、ルシアン・アグメも1500万ユーロから1800万ユーロへ上昇した。しかしその一方で、不透明な夏を過ごしたフォファナが2300万ユーロから1500万ユーロへと大幅に価値を落とし、右サイドバックの定位置をファン・イグレシアスに奪われたホセ・アンヘル・カルモナも1200万ユーロから1000万ユーロへと目減りしている (via Estadio Deportivo / MARCA)。