昨季11pt稼いだ「極上のデザート」が一転して胃もたれに…試合終盤アディショナルタイム失点問題のデータ解剖

昨季のセルタは、試合終盤の85分以降に実に11ポイント(そのうち5ポイントはアディショナルタイム)を叩き出す「土壇場の勝負強さ」を最大の武器としていました。昨季はビジャレアル戦(94分)、ジローナ戦(92分)、エスパニョール戦(93分)でボルハ・イグレシアスが土壇場弾を沈めたほか、オサスナ戦のパブロ・デュラン(87分)、レバンテ戦のミゲル・ロマン(91分)、セビージャ戦のマルコス・アロンソ(88分)、マジョルカ戦のイアゴ・アスパス(85分/95分)など、試合最後の「デザート(Postre)」を存分に堪能していました。

ところが今季、その極上のデザートは一転して激しい胃もたれと消化不良を引き起こす毒へと変わっています。

ヨーロッパリーグでは、オモニア・ニコシア戦(88分に失点)とユーヴェ戦(92分にコロ・ムアニに被弾)の2試合連続でアディショナルタイム前後に勝ち点を奪われ、本来持ち帰るはずだった勝ち点2ポイントを喪失。ラ・リーガでもマラガ戦で85分に追いつかれて引き分けており、今季終盤の失点によって失った勝ち点は「マイナス4ポイント」に達しています。対照的に今季は85分以降の得点による勝ち点獲得がゼロとなっており、昨季誇っていた終盤の勝負強さが完全に裏目に出る深刻な戦術課題となっています。 (via SPORT)

【本日の総括】

W杯王者ボルハ・イグレシアスが左足ヒラメ筋の筋腱断裂により約6週間の長期離脱となり、12月まで公式戦約10試合を欠場する大打撃に見舞われました。パブロ・デュランには早期復帰の望みがあるものの、スターフェルトや手術を受けた若手組を含め怪我人が相次いでいます。さらに今季は試合終盤の失点で勝ち点4を失う「終盤の消化不良」が深刻化しており、ヒラルデス監督は過密日程の中で戦力繰りと試合締めくくりの修正という重い課題に直面しています。