出場機会を求めて去就に揺れるカンテラーノたち、18歳新星マルシャルのデビューとカリカブルの移籍交渉
今回のベティス戦に同行したものの、出場機会を得られずベンチに留まり続けた選手たちのシビアな立場についても明らかになっています。テオ・フォルガドが登録外となったほか、ウナイ・マレーロ、ルケン・ベリティア、ヨン・パチェコ、ミケル・ゴティ、レバルビエ、オチエング、ゴルカ・カレラの計7名が出番なしに終わりました。
特にマレーロはアレックス・レミロとの正GK争いでベンチに甘んじ、ベリティアも経験豊富なイゴール・ズベルディアが優先されたため出場は叶いませんでした。
この現状を受け、出場機会を模索する選手たちの放出交渉も大詰めを迎えています。若きフォワードのジョン・カリカブルは今回のメンバーからも完全に除外されており、セグンダのブルゴスへの期限付き移籍に向けた交渉が進められています。しかし、彼の持つ高い給与負担割合をめぐり、ブルゴス側との間で条件面での綱引きが続いています。
一方で、今回の試合で非常に明るい材料となったのが、18歳の超新星、アレックス・マルシャルのファーストチーム公式戦デビューです。後半に投入されると、物怖じしない堂々としたプレーでサイドを活性化させ、アディショナルタイムにはあわやゴールという極上のクロスをオシュカルソンへ供給。ポテンシャルの高さをまざまざと見せつけました。また、プロ契約を結んで新背番号を与えられたオチエングについても、攻撃陣の補強が進まない場合はファーストチームに残留させて手札とするプロテクション方針が準備されています。(via Mundo Deportivo / via Diario Vasco)
若き才能たちが挑むイングランドでの武者修行、プレミアリーグ・インターナショナル・カップへの参戦決定
ソシエダは、若きU-21世代の育成と世界基準の経験を積ませるため、イングランドで行われる名誉あるプレミアリーグ・インターナショナル・カップへ、3年連続で参戦することが決定しました。この大会は、イングランドのプレミアリーグが主催し、国内の主要アカデミー16チームと、欧州の著名な育成型クラブの若手たちを競わせる特別なトーナメントです。
昨シーズン、ジョン・アンソテギ監督率いる若きチームは、グループリーグを突破したのち、準決勝で優勝チームとなったボルシア・ドルトムントに0-2で屈したものの、素晴らしい躍進を見せ、アーク・マリエスクレナなどの数々の才能を世に送り出しました。今シーズン、ラ・リーガからの参戦はレアル・ソシエダとバレンシアのわずか2クラブのみであり、彼らのアカデミーの質の高さが欧州全域から認められている証拠でもあります。
今大会のグループステージにおいて、ソシエダはグループCに配属。ボルシア・ドルトムント、スポルティング、ブレンビーといった欧州のライバルたち、そしてフラム、レスター・シティ、ノッティンガム・フォレスト、アストン・ヴィラというプレミアリーグのユースチームと激突します。
初戦は9月15日の20:00より、アウェイのアストン・ヴィラ戦が予定されており、ここから若きカンテラーノたちの熱い挑戦が再び始まります。(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
レアル・ソシエダは、敵地での開幕ベティス戦を1-0の惜敗で終え、チャンスを作りながらも決定力不足に泣く結果となりました。しかし、中盤の要として完全復活を遂げたヤンゲル・エレーラの圧倒的なスタッツや、18歳の新星マルシャルの鮮烈なデビューなど、ポジティブな要素も数多く散りばめられています。ピッチ外では、アゲルドの獲得失敗を機に、アペリバイ会長らがブラジル人CBジェズス獲得へ1300万ユーロの巨額オファーを掲げて電撃渡航するなど、市場最終盤での迅速な補強へ向けてフロントが全力を尽くしています。栄養士イオン・ゴメス氏の急逝という大きな喪失を乗り越え、サンセが捧げた涙の初勝利の勢いを胸に、水曜日には早くも敵地サンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦という過酷な大一番に挑みます。