新生アンセルミ体制の船出

エルチェCFは、今シーズンからアルゼンチン人のマルティン・アンセルミ新監督を招聘し、新たなプロジェクトを始動させています。昨シーズンは非常に苦しい戦いを強いられ、一時は大躍進を見せて旋風を巻き起こしたものの、後半戦に大きく失速。最終的には勝ち点43(10勝13分15敗)の15位に沈み、最終節までもつれ込む死に物狂いな残留争いを経てようやく1部残留を決めました。この夏にエデル・サラビア前監督が退任したことを受け、新たな指揮官としてアンセルミ監督が就任。開幕戦という重要なスタートを最高の形で切り、ライバルチームを相手にアウェーの地リアソールから勝ち点、あるいは勝利を持ち帰ることを目指しています。(via Mundo Deportivo)

プレシーズン5戦無敗の好調ぶり

チームは非常に素晴らしい状態で開幕戦を迎えています。今夏のプレシーズンでは合計5試合を戦いましたが、カイザー、ジョホール、アル・アイン、コルドバ、そしてトゥールーズという多様な相手に対して2勝3分を記録し、無敗のままトレーニングを終えました。この結果はアンセルミ監督の戦術がチームに深く浸透していることを証明しており、開幕に向けて非常に大きな自信を与えています。対戦相手のデポルティーボが伝統あるテレーザ・エレーラ杯でレアル・マドリードに敗れて唯一の黒星を喫したのとは対照的に、無傷の状態で初戦に挑みます。(via Estadio Deportivo)

移籍市場での激しい出入りと大金獲得

今夏のエルチェの移籍市場は非常に慌ただしく、特に前線において大規模な編成替えが行われました。まず、ラファ・ミルやアンドレ・シルバといったアタッカー陣が退団。さらに、チーム最大の売却劇となったのがフォワードのアルバロ・ロドリゲスです。彼はイングランドのボーンマスへと完全移籍し、クラブに2500万ユーロという巨額の移籍金をもたらしました。また、エデル・サラビア前監督のもとで本拠地マルティネス・バレーロを中心に重要な役割を担っていた中心選手のアレイシュ・フェバスも、セルタ・デ・ヴィーゴへと移籍しました。一方で、補強面ではフェル・ニーニョやハビ・モルシージョといった実力派の獲得を完了させており、攻撃陣のアップデートを進めています。(via Estadio Deportivo)

現在進行中の補強交渉

移籍市場の最終盤を迎える中、エルチェはさらなる補強の手を緩めていません。現在クラブは、守備組織をさらに強固にするため、イタリアのパスポートを所持するアルゼンチン人ディフェンダー、ティジアーノ・ペロッタの獲得に向けて具体的な交渉を行っています。この交渉が合意に達すれば、チームに新たな戦術的選択肢が加わることになります。市場閉幕の瞬間まで、さらに別の新戦力が到着する可能性も残されており、クラブの野心的な姿勢が伺えます。(via Estadio Deportivo)

開幕デポルティーボ戦の予想スターティングメンバー

8月17日月曜日の21時00分(カナリア諸島では20時00分)にキックオフされる開幕戦に向け、アンセルミ監督が送り出すと予想される先発メンバーは以下の通りです。

ゴールキーパーにはディトゥロ。ディフェンス陣はアフェングルーバー、フェデ・レドンド、チュストの3名。中盤はセペダ、マルク・アグアド、ゴンサロ・ビジャール、ヘルマン・バレラが並びます。そして攻撃のタクトを振るう位置にテテ・モレンテとアリ・ウアリが配置され、ワントップには新戦力のフェル・ニーニョが先発する可能性が極めて高くなっています。この一戦はDAZNやDAZN App、あるいはMovistar PlusのLaLiga TV Barなどを通じて生中継される予定です。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

マルティン・アンセルミ新監督を迎え、プレシーズン無敗という完璧な仕上がりで開幕を迎えるエルチェCF。アルバロ・ロドリゲスの売却益2500万ユーロという確かな資金力を武器に、最終盤の市場でも補強を狙いつつ、デポルティーボとの開幕戦で勝利を掴み取るための準備を完全に整えています。