韓国で巻き起こる起用法論争!シメオネ流戦術の再現を代表監督に要求

今夏の移籍市場で加入し、公式戦8試合で2ゴール1アシスト、ラ・リーガでは2試合連続MVPに輝くなど目覚ましい活躍を見せているイ・ガンインですが、韓国代表での起用法を巡り現地メディアやファンの間で大きな議論が巻き起こっています。

韓国代表を率いるロベルト・モレノ監督は、ウルグアイ戦で4-4-2の布陣を採用したものの、イ・ガンインを右サイドハーフの位置に固定しました。この配置により膨大な守備タスクを強いられたことで、本来の攻撃的才能が十分に発揮されず、チームも1-4で大敗を喫する結果となりました。ウルグアイの集中したプレッシャーの前に攻撃が停滞する中、80分にイ・ガンインが見せた精度の高い斜めのパスからソン・フンミンのゴールが生まれたものの、試合全体としては不完全燃焼に終わりました。

この事態に対し、韓国のスポーツ紙である『Sports Seoul』や『Sports Chosun』などの現地メディアは、ディエゴ・シメオネ監督がアトレティコ・マドリードで構築したシステムを引き合いに出し、代表監督に対する批判と要請を強めています。アトレティコでは、同じ4-4-2の布陣でありながらイ・ガンインをセカンドストライカーや自由度の高い位置で起用し、ラストサードで108本もの深いパスを供給するなど圧倒的な攻撃力を引き出しています。

現地メディアは『イ・ガンイン自身のパフォーマンスではなく、彼の能力を制限しているポジション設定にこそ問題がある』『イ・ガンインを2トップの一角として起用し、シメオネ監督のように全域で自由に動かすことこそが最高の選択肢だ』と強く主張しています。モレノ監督はチーム全体の連動不足を理由に挙げていますが、韓国国内ではアトレティコでの成功パターンを踏襲した戦術の再構築が強く求められています。(via Mundo Deportivo)