チャンピオンズリーグ準々決勝バイエルン戦への展望とアルベロア監督の決意

今週水曜日、レアル・マドリードはアリアンツ・アレーナでのチャンピオンズリーグ準々決勝第2戦という、シーズン最大の正念場を迎えます。サンティアゴ・ベルナベウでの第1戦で1-2の敗北を喫した白い巨人は、圧倒的な強さを誇るバイエルン・ミュンヘンを相手に奇跡の逆転劇を起こさなければなりません。対戦相手のバイエルンは先週末のラ・リーガでザンクト・パウリに0-5で圧勝し、ジャマル・ムシアラ、レオン・ゴレツカ、マイケル・オリーセ、ニコラス・ジャクソン、ラファエル・ゲレイロらがゴールを奪いました。残り5節を残してリーグ戦105ゴールという歴史的記録を打ち立てるなど、完全な絶好調の状態でレアル・マドリードを迎え撃ちます。

チャンピオンズリーグの歴史において、バイエルン・ミュンヘンがアウェーでの第1戦に勝利した後に敗退したのは、2010-11シーズンのラウンド16でのインテル戦(アウェーゴールルールの適用)のわずか1回のみです。もしレアル・マドリードがアリアンツ・アレーナで勝利して逆転突破を果たせば、アウェーでの第2戦を制しての逆転という、クラブのチャンピオンズリーグ史上初の快挙となります。欧州の大会でホームでの第1戦を落とした後、第2戦で勝利して逆転したのは、1970-71シーズンのカップウィナーズカップ、ヴァッカー・インスブルック戦(ベルナベウで0-1の敗戦後、アウェーで0-2の勝利)のたった1回しかありません。

こうした絶望的なデータや直近のジローナ戦での引き分けなど、あらゆる要素が逆風となる中で、アルバロ・アルベロア監督は次のように力強く宣言しました。

『信じない者は家にいればいい』

『私には多くの個性を持った選手たちがいる。そして彼らが最初に言ったのは、そこで勝つということだった。彼らは確信しているし、私もそうだ。私たちはすべてを出し尽くす。私たちはレアル・マドリードだ。恐れはない』

一方、バイエルンを率いるヴァンサン・コンパニ監督も次のように語り、レアル・マドリードへの敬意と自身のチームの自信を覗かせています。

『大会で最高のチームにもう一度勝つことは、私たちにとっての挑戦だ』

チーム状況としては、フェルラン・メンディの復帰や、ジュード・ベリンガムとエデル・ミリトンといったキープレーヤーたちのコンディション向上が数少ない明るい材料です。ベリンガムとミリトンはジローナ戦で先発出場し、残り30分という計算されたタイミングで共にピッチを退いており、これはミュンヘンでの大一番に照準を合わせている明確なサインです。一方で、オーレリアン・チュアメニが出場停止となるため、アルベロア監督はジローナ戦でエドゥアルド・カマヴィンガをアンカーとして起用するテストを行いましたが、そのパフォーマンスは今シーズン何度も見られたような不安定なものでした。

また、ジローナ戦ではアントニオ・リュディガー、アルバロ・カレラス、トレント・アレクサンダー=アーノルドがスタンドで休養を取りました。これもまた、彼らが水曜日の重要な試合でプレーすることを無言で伝えています。しかし、深刻なのは攻撃陣の不振です。レアル・マドリードは直近のバイエルン戦とジローナ戦の2試合で合計42本のシュートを放ちながら、わずか2ゴールしか奪えていません。キリアン・ムバッペやヴィニシウスを擁しながらのこの決定力不足は、逆転を目指す上で最大の懸念材料となっています。

(via Mundo Deportivo) (via MARCA) (via SPORT)