W杯決勝組の合流とリーグ開幕を目前に控えたシメオネ監督の深い懸念

W杯を戦い抜いた代表選手たちの合流はチームの底上げを約束する一方で、指揮官にとっては大きな頭痛の種となっています。シメオネ監督は、決勝や準決勝を戦った国際的代表選手が10名もチームにいたことを誇りに思うと同時に、必要な休暇を与えた結果としてプレシーズン期間中に主力の大部分を欠いたまま調整せざるを得なかった状況を非常に深刻に捉えています。

シメオネ監督は『10人もの国際的な代表選手がW杯の最終盤まで戦い抜いたことは素晴らしく名誉なことだ。しかし、彼らに必要な休暇を与えたため合流が遅れてしまった。リーグ開幕まで残り9日しかないというのに、まだチーム全体でのトレーニングすらできておらず、チームとして一度も実戦を戦えていない。この状況には正直なところ非常に大きな危機感を抱いており、今後直面するであろう困難を今のうちから見つけ出して事前に対処していかなければならない』と語り、チーム作りの大幅な遅れを認めました。

それでも、マルコス・ジョレンテ、マルク・プビル、アレハンドロ・グリマルドといった主力陣がトレーニングを再開しており、グリマルドやジュリアーノ・シメオネ、アレックス・バエナらは予定よりも前倒しで練習に戻って調整を急いでいます。さらに新加入のイ・ガンインは、プレシーズンで遅れた分を1秒でも早く取り戻すため、マハダオンダのジムセッションに自主的に加わるなど熱意をみせており、水曜日からはシメオネ監督のもとでグループ練習に完全合流します。チームは来週水曜日に本拠地メトロポリターノで行われるマレーガとの開幕戦、そしてその前に予定されている金曜日のマルセイユとのプレシーズン最終戦に向けて時間との戦いに挑んでいます。(via MARCA / via Mundo Deportivo)