女子サッカー・アルハマCF元監督に対するセクハラ・パワハラでの有罪判決
ムルシアの裁判所は、女子サッカーチームであるアルハマCFのランドリ・ガルシア元監督に対し、選手への度重なる侮辱的発言やセクハラ行為を認め、厳しい有罪判決を下した。判決文によると、同監督は選手たちに対し『お前たちは太っている』『ケツが重いから走れないんだ』『女だからプレーしているだけだ』といった性差別的で屈辱的な暴言を日常的に浴びせていた。さらに、メッセージアプリを通じて性的な内容の画像を送信した事実も認定された。裁判所は元監督とクラブに対し、連帯して35,000ユーロの損害賠償を支払うよう命じ、当時のスポーツディレクターであるタマラ・ルイスの責任も認めた。
この判決を受け、選手会(FUTPRO)は『裁判所の判決を肯定的に評価する。いかなる労働環境やスポーツ環境においても、労働者の尊厳を損なうような屈辱的な行為を正当化することはできない。スポーツ特有の競争の激しさがこのような行為を擁護する理由にはならない』と歓迎の声明を発表した。(via Mundo Deportivo)
ユーロビジョン2026でのイスラエル参加抗議と各国のボイコット騒動
ウィーンで開催されたユーロビジョン2026は、イスラエルの参加を巡って前代未聞の抗議とボイコットの嵐に包まれた。スペインの放送局RTVEをはじめ、アイルランド、オランダ、アイスランド、スロベニアの5カ国が大会の参加と放送をボイコットした。RTVEは放送予定時間に合わせて黒い背景に白い文字で『ユーロビジョン・フェスティバルはコンテストであるが、人権はコンテストではない。無関心でいる余地はない。パレスチナに平和と正義を』というメッセージを画面に表示し、ニュース番組でもこの声明を読み上げた。
会場内外でも騒動が相次いだ。イスラエル代表のノアムのパフォーマンス中には、観客席から複数のパレスチナ国旗が掲げられ、テレビ中継の画面にもその様子が映し出された。大会ディレクターのマーティン・グリーン氏がロシアの復帰の可能性を示唆し、「他国への侵略はユーロビジョンからの除外の理由にはならない」と発言したことに対し、RTVEのホセ・パブロ・ロペス会長はSNSで『ロシアの復帰について語るのは、イスラエルとの二重基準を正当化したいだけだ。ヨーロッパの価値観に対する目に余る侮辱だ』と激しく非難した。
さらに、ベルギーの放送局は自国のアーティストのパフォーマンス直前に、『今後アーティストを派遣する可能性は低い。戦争と暴力に反対し、人権を尊重するUER(欧州放送連合)の明確な声明を期待している』と来年以降の撤退を示唆する緊急声明を発表。また、スウェーデン代表のフェリシアがリハーサル後に控室の極度な暑さで熱中症になり失神する事態も発生し、大会運営に対する不満が噴出した。(via Mundo Deportivo)